クッキーはマーガリンでも大丈夫?代用だとまずい?違いやレシピを紹介!
クッキーはマーガリンでも大丈夫なのでしょうか?代用できるのか気になりますよね。今回は、クッキーをマーガリンで作ると<まずい・ゆるい>などのバターとの違いがあるのかを紹介します。クッキーをマーガリンで代用する簡単・人気レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- クッキーはマーガリンでも大丈夫?代用できる?
- クッキーはマーガリンでもOK!
- クッキーをマーガリンで代用した時の違いは?味はまずい?
- ①風味はバターより落ちる
- ②生地がゆるくなりやすい
- ③食感はよくなる
- ④生地に馴染みやすい
- ⑤コレステロールが低くなる
- クッキーをマーガリンで代用する作り方は?
- 材料
- 作り方・手順
- クッキーをマーガリンで代用する際のコツ・注意点は?
- ①型抜きする時はすばやく行う
- ②材料をしっかり混ぜる
- ③生地をしっかり冷やす
- ④厚みを均一にする
- ちなみにクッキーはマーガリンやバターなしでも作れる?
- クッキーのマーガリン・バターなしレシピ【サラダ油】
- クッキーのマーガリン・バターなしレシピ【オリーブオイル】
- クッキーのマーガリン・バターなしレシピ【油脂なし】
- クッキーをマーガリンで代用した人気レシピ3選!
- ①簡単に作れる絞り出しクッキー
- ②小麦粉不要のマーガリンクッキー
- ③1番人気のやみつきクッキー
- クッキーをマーガリンで美味しく作ろう
クッキーはマーガリンでも大丈夫?代用できる?
クッキーは通常、バターや小麦粉を使って作ります。クッキー作りにおいて、バターは重要な材料のひとつですがマーガリンで代用しても大丈夫なのでしょうか。ここでは、バターをマーガリンで代用してもクッキーが焼けるかどうかを解説します。
クッキーはマーガリンでもOK!
クッキーは、バターの代わりにマーガリンを使っても焼くことができます。マーガリンには、ケーキ用やバター風味の商品、バターを混ぜたコンパウンドマーガリンがあります。バターがない場合は、マーガリンでも美味しいクッキーが焼けるので安心してください。
クッキーをマーガリンで代用した時の違いは?味はまずい?
クッキーに使うバターをマーガリンで代用した場合、味や食感に違いはあるのでしょうか。ここからは、マーガリンで代用した時にどのような違いがあるのかを紹介します。
①風味はバターより落ちる
マーガリンは無味無臭なので、バターのような風味を出すことはできません。マーガリンの中には、バターを配合したものやバター風味の商品もありますがバターのみで焼いたクッキーよりも風味が落ちます。
しかし、ココア味などプレーン以外のクッキーを作る場合は他の材料の風味を引き立たせることが可能です。素材の風味を生かしたクッキーを焼きたい場合は、バターよりマーガリンの方が最適と言えます。
②生地がゆるくなりやすい
マーガリンで作るクッキーは、バターで作る場合よりも生地がゆるくなりやすいです。生地がゆるいと、型抜きがしにくいという難点があります。マーガリンでクッキーを作る際は、冷蔵庫や冷凍庫で生地をしっかりと冷やし生地が冷たいうちに型抜きをして焼きましょう。
③食感はよくなる
マーガリンで代用した場合のクッキーは、歯切れのよいサクサクとした食感が楽しめます。マーガリンにはショートニング性という性質があり、デンプンやグルテンの形成を防いで生地の繋がりを脆くする効果があります。歯切れのよいサクサク食感のクッキーが作りたい場合は、マーガリンで代用するのがおすすめです。
④生地に馴染みやすい
マーガリンはバターよりもやわらかく、すぐに室温に戻る性質があるので生地に馴染みやすいです。クッキーを作る際には、バターを室温に戻しクリーム状にする工程があります。バターは、室温に戻してクリーム状になるまで時間が掛かりますがマーガリンを使えば短時間でクリーム状にすることが可能です。
⑤コレステロールが低くなる
マーガリンは、バターよりもコレステロール値が低いです。コレステロールが気になる場合は、バターをマーガリンで代用するとよいでしょう。マーガリンの中には、コレステロールがゼロの商品や脂肪分をカットしている商品もあります。
クッキーをマーガリンで代用する作り方は?
ここからは、クッキーをマーガリンで代用する作り方を紹介します。材料と作り方の手順、ポイントを詳しく紹介するので参考にしながら作ってみてください。
材料
・マーガリン:100g
・砂糖:60g
・卵黄:1個
・薄力粉:150g
作り方・手順
マーガリンを使ったクッキーの作り方は、以下の通りです。
1、マーガリンを500ワットのレンジで20秒温める
2、マーガリンがクリーム状になるまで混ぜ、砂糖を加えて混ぜる
3、卵黄を加えてさらに混ぜる
4、ふるいにかけながら、薄力粉を加える
5、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
6、ラップの上に生地を乗せ、手で棒状に形を整える
7、ラップで包んで更に形を整える
8、冷凍庫で1時間休ませる
9、冷えた生地を約1センチ幅に切る
10、天板に並べて170度に予熱したオーブンで20分焼く
上記の材料で、約20枚ほどのクッキーを焼くことができます。型抜きをする場合は、生地を伸ばしてラップで包み、冷凍庫で1時間休ませると型抜きしやすいです。マーガリンを温めすぎると、生地がだれてしまうので気をつけましょう。薄力粉を混ぜる時は、ゴムベラを使い練らずに切るように混ぜると食感よく仕上がります。
クッキーをマーガリンで代用する際のコツ・注意点は?
ここでは、クッキーをマーガリンで代用する場合のコツや注意点を紹介します。紹介する4つのコツを押さえることで、美味しいクッキーを焼くことができます。
①型抜きする時はすばやく行う
マーガリン使用のクッキー生地は、型抜きをすばやく行うことが重要です。マーガリンは室温に戻りやすく、生地がだれやすいので生地が冷たいうちに型抜きをしましょう。型抜きの途中で生地がだれてきてしまった場合は、ラップで包んで冷凍庫や冷蔵庫で再び冷やすと作業しやすくなります。
②材料をしっかり混ぜる
材料をしっかりと混ぜることで、美味しいクッキーが焼き上がります。マーガリンをクリーム状にし、砂糖を加えたら空気を含んで白っぽくなるまで混ぜるのがコツです。卵は、一度に全量加えると分離しやすいので数回に分けて加え、都度よく混ぜます。
マーガリンと卵が分離せず、しっかりと混ざっていることがポイントです。薄力粉はふるってから一度に全量を加え、切るようにさっくりと混ぜます。粉っぽさが残っていると食感が悪くなるので、なるべく少ない回数でしっかりと混ざるようにします。
③生地をしっかり冷やす
マーガリンで美味しいクッキーを作るには、生地をしっかりと冷やすことが大事です。生地を冷やすことで、グルテンが落ち着いて軽い食感のクッキーに仕上がります。また、生地がまとまって型抜きもしやすくなり、焼いた際に生地が膨張するのを防ぐこともできます。
④厚みを均一にする
クッキー生地の厚みを均一にすることで、焼きむらや生焼けを防ぐことができます。生地を伸ばす際は、めん棒を使って左右上下から生地の厚みが均一になるように伸ばします。めん棒がない場合は、ラップの芯などでも代用可能です。
ちなみにクッキーはマーガリンやバターなしでも作れる?
クッキーは、バターやマーガリンを使うことが多いですが他の油脂、または油脂なしで作ることはできるのでしょうか。ここからは、マーガリン・バター以外の油脂を使った作り方と油脂を使わないクッキーの作り方を紹介します。
クッキーのマーガリン・バターなしレシピ【サラダ油】
サラダ油でも、サクサク食感のクッキーが作れます。薄力粉以外の材料を合わせ、泡だて器でよく混ぜてから薄力粉を加えます。マーガリンで作るクッキーとは違い、手で耳たぶほどのかたさになるまでまとめるのがポイントです。
クッキーのマーガリン・バターなしレシピ【オリーブオイル】
バターやマーガリンの代わりに、オリーブオイルを使ったクッキーの作り方です。生地がやわらかいので、ラップで生地を挟んで伸ばし冷蔵庫や冷凍庫で冷やすのがポイントです。使用するオーブンや生地の厚みで焼き時間が変わるので、焼き色を見ながら調整してください。
クッキーのマーガリン・バターなしレシピ【油脂なし】
油脂不使用の食感が軽く、美味しいクッキーの作り方です。油脂を使っていないので、冷蔵庫で生地を冷やす時間を省くことができます。片栗粉の一部をココアパウダーに置き換えれば、ココア味のクッキーが作れます。
クッキーをマーガリンで代用した人気レシピ3選!
ここからは、マーガリンで作るクッキーの人気レシピを3品紹介します。簡単に作れて、美味しいレシピばかりなので参考にしてみてください。
①簡単に作れる絞り出しクッキー
絞り出しクッキーは、型抜き不要なので初心者でも簡単に作れます。マーガリンと卵は、常温に戻してから使ってください。絞り出したクッキーの大きさによって焼き時間が変わるので、焼き色を見ながら時間を調整します。
②小麦粉不要のマーガリンクッキー
ホットケーキミックスを使えば、小麦粉がなくても美味しいクッキーが焼けます。マーガリンの塩気がクセになる味わいで、バターよりもサクサクとした食感です。焼き上がり直後は柔らかいですが、冷めると固くなります。
③1番人気のやみつきクッキー
卵とバターを使わず、マーガリンと2つの材料で作れるクッキーの人気レシピです。火力が強いオーブンの場合、20分焼くと焦げる可能性があるので15分経過したら焼き色を見ながら焼き時間を調整します。
クッキーをマーガリンで美味しく作ろう
マーガリンで作るクッキーは、歯切れがよく軽い食感が特徴です。型抜きをする際のコツや生地の扱い方など、ポイントを押さえることで美味しいクッキーが焼けます。紹介したコツやレシピを参考に、マーガリンでクッキーを作ってみてください。