黒豆煮の炊飯器でのレシピは?重曹なし・砂糖なしや失敗・危険も紹介!
黒豆煮を炊飯器で作ったことはありますか?簡単に作れるのでしょうか?今回は、黒豆煮の炊飯器での<基本・重曹なし・砂糖なし>の作り方を紹介します。黒豆煮の<失敗・固い・吹きこぼれ>の原因も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
黒豆煮は炊飯器で作れる?
黒豆煮はおせち料理をはじめ、普段の副菜としても人気のある料理です。調理が大変なイメージがあるかもしれませんが、今回は黒豆煮の簡単な作り方について詳しく紹介します。
黒豆煮は炊飯器で簡単に作れる!
黒豆煮は鍋で長時間煮込む必要があると考えている人も多いですが、炊飯器で簡単に作ることも可能です。使用する材料も少なく、炊飯器であれば煮込む工程もスイッチひとつで完了するため、誰でも簡単に作れます。美味しい黒豆煮を手作りしたい人は、ぜひ下記の作り方を参考にしてみてください。
黒豆煮の炊飯器での作り方は?【重曹なし】
まずは、重曹なしで作れる黒豆煮のレシピを紹介します。炊飯器での炊き方も詳しく説明するので、動画とともに参考にしてください。
材料
・黒豆:250g
・水:700cc
・砂糖:230g
・塩:小さじ2/3
・醤油:大さじ3
作り方・手順
炊飯器で作る重曹なしの黒豆煮は、以下の手順で簡単に作ることができます。
1.黒豆を水洗いする
2.水と調味料をすべて混ぜ合わせ、沸騰させる
3.黒豆に2の煮汁を加え、炊飯器で8時間以上漬けておく
4.おかゆモードで炊く
5.炊き上がったあと、2~3時間保温する
6.再度おかゆモードで炊く
7.炊き上がったあと、炊飯器で8時間程度保温して完成
手順が多く感じるかもしれませんが、炊飯器のおかゆモード機能と保温機能を活用した煮方のため、すべて炊飯器任せで美味しい黒豆煮が完成します。煮汁にとろみをつけたい場合は、最後に小鍋で煮詰めるようにしましょう。一般的な黒豆煮は重曹を加えて黒豆を柔らかくしますが、炊飯器のおかゆモードで炊けば、重曹なしでも柔らかく美味しい黒豆煮に仕上がります。
黒豆煮の炊飯器での作り方は?【砂糖なし】
次に、砂糖なしで作る甘さ控えめの黒豆煮のレシピを紹介します。炊飯器で簡単に作れるほか、糖質を気にする人にもおすすめのため、参考にしてください。
材料
・黒豆:150~200g
・ラカントなどの甘味料:100~200g
・熱湯:炊飯器の3合の目盛りまで
・醤油:小さじ1~2
・塩:少々
・はちみつ:適量
作り方・手順
炊飯器で作る砂糖なしの黒豆煮は、以下の手順で簡単に作ることができます。
1.炊飯器にラカントなどの甘味料を入れる
2.炊飯器の2合の目盛りまで熱湯を入れる
3.黒豆を洗い、炊飯器に入れる
4.熱湯を炊飯器の3合の目盛りまで追加する
5.8時間程度漬け込む
6.おかゆモードで炊く
7.固さを確認し、再度おかゆモードで炊く
8.醤油、塩、はちみつを加えて混ぜる
9.30分~2時間程度保温する
10.保存容器に煮汁ごと移して完成
ラカントなどの甘味料を使って作る黒豆煮は、砂糖で作る黒豆煮よりも甘くないため、甘いものが苦手な人にもおすすめです。また、カロリーや糖質も抑えることができるため、ダイエット中の人でも安心して食べられます。
黒豆150gに対してラカント100gで作ると、市販の黒豆煮よりかなり甘さ控えめとなるため、材料の分量は味の好みに合わせて調整してください。煮汁にとろみをつけたい場合は、最後に小鍋で煮汁を煮詰めるとよいでしょう。
黒豆煮を炊飯器で作る時の失敗しないポイントは?
ここでは、黒豆煮を炊飯器で作る時のポイントについて解説します。失敗しないための詳しいやり方を紹介するので、実際に作るときの参考にしてください。
①黒豆・水の量を少なくしてみる
黒豆や水の量が多すぎると、炊いている間に吹きこぼれてしまったり、黒豆から剥がれた皮が炊飯器の蒸気孔を塞いでしまったりする可能性があります。炊飯器の蒸気孔を塞いでしまうと、蒸気がうまく抜けずに失敗の原因となるため、黒豆と水の量は炊飯器の容量に合わせて調整しましょう。小さい炊飯器の場合は、材料を半量にするなどの調整が必要です。
②調理後は黒豆をできるだけ空気に触れさせない
黒豆煮を作ったあとは、できるだけ黒豆を空気に触れさせないようにすることも失敗を防ぐポイントです。黒豆が空気に触れると、表面の皮にしわが寄ってしまい、仕上がりの美しさが半減してしまいます。そのため完成後に保存用の容器に移したあとも、キッチンペーパーで落とし蓋をするなどして、黒豆が空気に直接触れないよう注意しましょう。
③黒豆に十分な水分を含ませる
黒豆に十分な水分が含まれていないと、固い黒豆煮となり、柔らかく美味しい黒豆煮は完成しません。そのため、黒豆を一晩水に漬けておく段階から、黒豆がしっかりと水に浸かるよう調整しましょう。また、煮汁が少なすぎると黒豆が柔らかくならないため、炊き直しをするときなどは煮汁の量にも気を付ける必要があります。
④固い場合は保温または炊き直し
炊飯器で作った黒豆が固い場合には、保温時間を延長するか、もう一度炊き直しをすることで失敗を防げます。黒豆が固い原因の多くは、煮る時間が短いことであるため、加熱時間を延ばすことで柔らかく作り直すことが可能です。炊き直しをする際は、水分を十分補充することも忘れないようにしましょう。
黒豆煮は炊飯器だと危険も?その原因・対策は?
黒豆煮は炊飯器でも美味しく作れることがわかりましたが、正しい作り方でないと危険が伴うこともあるため、注意が必要です。ここではその原因と対策について、詳しく説明します。
危険①吹きこぼれ
黒豆煮を炊飯器で作るときに気を付けたいのが、蒸気孔からの吹きこぼれです。黒豆を煮ると、黒豆に含まれる成分によって泡が発生するため、黒豆や水の量によっては吹きこぼれてしまう危険性があります。そのため、炊飯器で黒豆煮を作る際は、炊飯器の容量に合わせてレシピの分量を調整するようにしてください。
危険②爆発
吹きこぼれと同様に、炊いている最中の爆発には十分注意しましょう。爆発が起こる主な原因は、黒豆から剥がれた皮が蒸気孔を塞いでしまうことにより、蒸気の逃げ道がなくなってしまうためです。黒豆や水の量が多いと、炊飯器の蒸気孔に皮などが付着しやすくなるため、炊飯器の容量に合わせた分量を守るようにしてください。
また、加熱前の浸水時間が長すぎると、黒豆の皮が剝がれやすくなることがあります。そのため、最初の水に漬ける時間を8時間程度に調整することも大切です。炊飯器の機種によっては、米の炊飯以外の使用を禁止しているものもあるため、調理前には炊飯器の取り扱い説明書も確認するようにしてください。
黒豆煮を炊飯器で美味しく作ろう
調理工程が難しいイメージのある黒豆煮ですが、炊飯器を使うことで簡単に美味しい黒豆煮が完成します。今回紹介したレシピや失敗しないためのポイントも参考にしながら、炊飯器で美味しい黒豆煮を作ってみてください。