ヘチマたわしの作り方!失敗しない方法は?使い道など紹介!
【管理栄養士監修】ヘチマたわしとは何か知っていますか?今回は、2通りのヘチマたわしの作り方の手順・コツを紹介します。茶色くなってしまった時の漂白方法や、美容への効能もあるヘチマたわしの便利な活用法・使い道も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
煮て作るヘチマたわしの作り方と手順を詳しく説明します。
1.ヘチマを鍋に入る大きさにカットする
2.鍋にヘチマとたっぷりの水を入れ沸騰させる
3.落とし蓋をして30分程度煮る
4.鍋から出して水に取り皮と種を取る
5.風通しの良いところでしっかり乾燥させる
煮ている間は目を離せませんが、水に浸けておく方法と違って臭いもなく、時間もかかりません。鍋は専用のものを購入しても良いですが、普段使っている鍋を使用しても良いです。初めにカットするとき、自分が使いたいサイズにしておくと便利です。
ヘチマたわしの作り方のコツ
ヘチマたわしはきちんと乾燥させるのが最大のポイントで、2〜3日程度が目安です。雨が続くと乾燥せずに上手くたわしにならないことがあるため天気予報をしっかりチェックして作るようにしましょう。しかし、直接日が当たると茶色くなってしまうため日陰で乾燥させましょう。
仕上がったヘチマたわしが茶色いときは、漂白剤を使うと白くすることができます。家庭にある台所用漂白剤を規定量で薄めて数時間浸けておくだけです。
管理栄養士トントン
管理栄養士
小学生の頃にグリーンカーテンのヘチマをこの方法で作った記憶があります。自分用のタワシが手に入った嬉しさで、すぐ使おうとして肌を傷つけてしまいました。皮膚に使う場合は必ず柔らかくしてから使うように気をつけてください。
ヘチマたわしの便利な活用法・使い道は?
自分で作ったヘチマたわしはどのように使うことができるのでしょうか。便利な使い道と美容効果などを詳しく説明します。
①洗顔で美容効果
ヘチマたわしは、美肌作りに活用できます。ヘチマたわしは繊維が細かく泡立ちが良いのが特徴です。その泡で顔や身体を摩擦の負担なく洗うことができます。また、繊維が細かくピーリング効果があるため、古い角質や身体の垢を肌を傷つけずに落とすことができます。
ただし、水分が抜けたヘチマたわしは、とても固くなっているため肌を傷つけてしまいます。そのため、しっかりと水を吸わせて柔らかくしてから使うように注意しましょう。そこだけ注意すれば、化学成分が入った化粧品を使うことなく、ヘチマたわしの効能を生かして美肌を手に入れることができるでしょう。
②キッチンでの食器・皿洗い
市販のスポンジで油の付いた鍋を洗うとスポンジがベタベタになってしまうため、たくさんの洗剤を使って油を落とすことが多いでしょう。ヘチマたわしはしっかり繊維が詰まっているため油汚れに強く、ベタベタになりません。また、乾燥しているヘチマたわしは鍋底の焦げを落とすこともできます。
また、油汚れのないコップや食器であれば、洗剤なしでも汚れを落とせるのにくわえ、吸水性や通気性、防カビ性もあります。キッチンでも衛生的に使うことができますし、中性洗剤を使って食器洗いをすると手が荒れるという人や、できるだけ安心・安全なもので掃除をしたいと考えている人にもピッタリです。
管理栄養士トントン
管理栄養士
市販の安いキッチンスポンジでは、油汚れの時にスポンジ自体が汚れてしまい、落とすのにとても時間や手間がかかります。なので、ヘチマタワシは油汚れの洗い物をする時に活躍出来ると思いますよ。
ヘチマたわしを作ってみよう
ヘチマたわしを作るには特別な道具も必要なく、誰でも簡単に作れます。たわしと名がついているからと言って掃除に使うだけのものではなく、食器洗いや美容効果もあり、自然素材なので安心して使えます。
作り方のポイントさえ知っていれば臭いも気にならずに白くキレイなヘチマたわしを作れるため、自宅にヘチマがあるならヘチマたわし作りにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。