鶏ささみは生刺身で食べられる?新鮮でも危険?食中毒になりやすい場合とは?
ささみは生で食べても大丈夫なのでしょうか?味は美味しいのでしょうか?高たんぱく低カロリーなささみですが、今回は、ささみの安全な生での食べ方や生食が危険な場合も紹介します。生で食べてあたったらどうなるのかも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ささみは生で食べられる?美味しい?
鶏のささみを生で食べることはできるのでしょうか。まずは鶏のささみの生食ができるかどうか、味はどうなのかについても合わせて説明します。
新鮮な鶏ささみは食べられることがある
新鮮な鶏のささみであれば、生食することはあります。鹿児島県や宮崎県では、鶏の刺身である鳥刺しとして、スーパーなどで販売されていたり、飲食店で提供されています。比較的に安全な食べ方としては、ささみを湯がくことで外は軽く火を通し、中はレアな状態にすることで、半生で食べることも可能です。
生の鶏ささみの味・食感
生のささみの味は、あっさりしていて淡白なお刺身のような味です。柔らかな食感でクセが無く食べやすいため、鳥刺しの中でも人気の部位となっています。実際に、ささみを生で食べた方の感想を紹介します。
鳥刺し大好きです❤️
ささみの鳥刺し最高です✨
生まれてはじめて食べる生のささみなう♪( ´▽`)美味しい!
ささみを生で食べると危険な場合とは?
実際に生のささみが食べられている地域もありますが、ささみなら何でも生で食べることができるというわけではありません。ささみの生食が危険な場合について、説明します。
【前提】100%安全な生ささみはない
前提として、ささみを生で食べる場合に、絶対安全と言い切ることはできません。飲食店で提供される生のささみや、精肉店が提供している生食用のささみも、しっかりと管理して適切に調理されているはずですが、生で食べる以上は万が一が起こる可能性はあります。最終的には自己責任となりますので、生のささみには十分に注意しましょう。
①市販の刺身用ではないささみ
精肉店や地域によっては、生食用のささみが販売されている場合がありますが、ほとんどの場合、ささみは加熱用として販売されています。当然、加熱用のささみを生で食べると食中毒などのリスクが高まるので、加熱用はしっかりと中まで火を通して食べるなど、生食用以外のささみを生で食べることは控えましょう。
②保存状態が悪い刺身用ささみ
加熱用だけでなく、生食用のささみであっても、保存状態が悪ければ生で食べるのは危険です。冷蔵庫に入れずに長時間放置していたり、購入してから数日が経過している場合などは、食中毒の危険性が高まります。生食用のささみを購入したら、食べる直前まで冷蔵庫に入れておき、その日の内になるべく早く食べるように心がけましょう。
③新鮮すぎるささみ
ささみの生食で気になるのは、カンピロバクターという菌による食中毒ですが、カンピロバクターは空気に触れる時間が短い場合、菌が生きていることがあるため、新鮮すぎるささみの場合は、カンピロバクターによる食中毒のリスクが高まると言えます。古くなっても、新鮮すぎても、ささみの生食には食中毒の危険が伴うので注意しましょう。