カイノミは牛肉のどこの部位?カロリー・栄養価は?味・食感など特徴や焼き方のコツも紹介!
カイノミは牛肉のどこの部位か知っていますか?そこで今回は、カイノミの部位や味・食感など肉質の特徴にくわえ、栄養価・カロリーも紹介します。カイノミの焼き方のコツや美味しい食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カイノミは牛肉なので、動物性たんぱく質を豊富に含んでいるほか、様々な栄養成分が含まれているため健康効果も期待できる食材です。サシが入っていることを考えるとカロリーも気になりますが、ここではカイノミの栄養価とカロリーについて詳述します。
カイノミの栄養価
カイノミに含まれている栄養成分としては、以下のものがあげられます。
・タンパク質
・脂質
・カリウム
・リン
・ナトリウム
・マグネシウム
・鉄
・カルシウム
中でも着目すべきは、必須アミノ酸が豊富なタンパク質で、エネルギーの生成や体温の保持、脂溶性ビタミンの吸収促進などの健康効果が期待できます。また、カイノミには余分なナトリウムを排出する働きを持つカリウムが豊富で、食べることでむくみも解消されやすくなります。
さらにカイノミにはカリウム以外にもカルシウムなどの様々なミネラルが含まれているため、骨や歯の形成並びに筋肉と神経、細胞の正常な機能の維持などの効果もあるとされています。一方で脂質の量も多く、食べ過ぎると摂取カロリーが高くなるので注意が必要です。
カイノミのカロリーや糖質・脂質
カロリー | 糖質 | 脂質 |
カイノミ | 372kcal | 0.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記はカイノミ100gあたりの数値となっていますが、カイノミにはほとんど糖質が含まれていないため、糖質制限中の人にはおすすめの食材といえます。一方でカイノミはサシをいわれる脂が多く含まれている部位でもありますが、ヒレ肉に近い部位のため、他のバラ肉に比べると脂質量も低めとなっています。
カイノミの美味しい食べ方・レシピ
カイノミは網焼きする以外にも美味しい食べ方がありますが、試してみたことがない人も多そうです。ここではカイノミの美味しい食べ方を3つ紹介するので、カイノミが手に入った際はぜひ試してみてください。
①カイノミステーキ
カイノミは食べやすい大きさにカットして、ステーキとして食べても美味しいです。このレシピでは脂のしつこさを消すために、玉ねぎソースをかけています。下味も市販のハーブソルトをかけるだけなので、簡単です。
②カイノミのニラダレ
塩で味付けたカイノミにニラダレをかけて食べるメニューで、焼肉とは違う美味しさが楽しめます。ニラダレの風味に負けないように、カイノミは若干厚めにカットするのがおすすめです。
③カイノミの揚げ焼き
カイノミは、多めの油で揚げ焼きにすると、旨味が閉じ込められた美味しいステーキになります。最初は強火で両面に焼き色をつけ、その後は油をすくって肉に回しかけ続けます。好みの焼き加減になったらフライパンから取り出し、粗塩を振ってからスライスしましょう。