ツラミは牛のどこの部位?カロリー・栄養価は?味・脂の質など特徴も紹介!
ツラミは牛肉のどこの部位か知っていますか?今回は、ツラミの部位や味・食感など肉質の特徴にくわえ、栄養価・カロリーも紹介します。ツラミの焼き方のコツやなどの美味しい食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ツラミはどこの部位?
ツラミを焼肉に行って注文する人はあまり見かけません。果たしてツラミとは牛のどこの部位なのか、名前の由来と値段も交えながら解説していきます。
ツラミは牛の頬の部位肉を指す
一般的にツラミという部位は知名度は高くありません。焼肉屋さんに行っても知らない人は頼まないでしょう。しかし、頰肉と言われると聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。ツラミは牛の頬肉の部分で、別名で、カシラや天肉、ホッペなどと呼ばれています。
ツラミは1頭から1Kg前後しか取れないため、希少価値が高く知る人ぞ知る牛肉の部位です。肉質は赤身ですが、食肉業界ではホルモンに分類されています。
ツラミの名前の由来
ツラミは牛の頬の部分の肉であり、牛の顔面についている肉の呼び名です。牛の顔面を正面からみた時に一番肉がついているのはほっぺたの肉であり、牛の面(ツラ)についていている身であるためツラミという名前が付けられています。
ツラミの値段
国産か外国産か、また加工の有無によって値段にバラつきがあります。ツラミの値段はおおよそ以下の通りです。
【1頭分のブロック肉・約700g程度】
・外国産/1500円〜
・国産/3500円〜
【薄切り・100g当たり】
・外国産/500円〜
・国産/800円〜
安いもののブロックで700g1500円ほどから購入ができます。ブロックで購入する場合は、肉をトリミングしカットしなければならないので手間がかかり、包丁を扱うのが苦手な場合は購入し辛いでしょう。国産で薄切りに加工してあるものを購入しようとすると100gで1000円ほどが相場です。
ツラミはどんなお肉?特徴は?
食べたことのない牛肉の部分に初めて挑戦するのは気が引けてしまうかもしれません。ここでは肉質の特徴と美味しい食べ方について解説するので参考にしてください。
ツラミの味・食感など特徴
ツラミは厚みによって硬いと感じるほど、しっかりとした歯応えがあります。なぜなら、ツラミは頬の部位なので咀嚼のために筋肉をよく使って発達しいるからです。厚いと硬くて食べづらいため、飲食店で焼肉用として提供される時は薄くスライスされていることが多いようです。
味わいは脂も少し乗っていて濃厚な味わいがします。また、ゼラチン質が多く噛めば噛むほど旨味が口の中に広がり、その旨味は赤身肉にも劣らないほどと言われています。
Twitterの口コミ
最近タンより、ツラミにハマってて
肉のプロフェッショナルさんの動画見たら解説あって詳しく知れてよかった
ツラミ売ってるから沢山買ってこよ。
Twitterの口コミ
ホッペっていう名前、かわいいよね。ツラミという名前でも提供されている、そのものズバリ牛の頬肉だよ。食べ物を噛んだり鳴いたりとよく動かす部位なので、締まりがよく味も濃厚なタイプ。脂も多くゼラチン質がたっぷり含まれているよ。全然関係ないけど、カロルのほっぺも美味しそうだよね…。
ツラミの焼き方や食べ方のおすすめ
ツラミを美味しく食べる焼き方のコツは軽く火を通すことです。ツラミはゼラチン質を豊富に含む部位なので、焼きすぎるとゼラチン質が流れてしまうのと、肉が筋張っているため硬くなります。ツラミは火を通し過ぎず、ミディアムレアくらいにしたほうが旨みを失わず柔らかく焼き上げることができます。その他、ツラミは以下のような食べ方がおすすめです。
・焼肉
・お刺身
・煮込み料理
ツラミは濃厚な味がするので本来の旨味を損なわないように、焼肉で食べる時は塩だれやポン酢、レモン汁などさっぱり系のタレで食べるのがおすすめです。
また、ツラミのお刺身を見かけたら是非食べてみましょう。鮮度の良いものだと筋がいい歯応えを産み、脂が口の中でとろけるような味わいを楽しめます。さらに運動量が多くゼラチン質も豊富なツラミ部位は煮込み料理にも向いていておすすめの食べ方です。