アンガス牛とは?どんなお肉?安全性・臭みなど懸念点〜食べ方・レシピのおすすめも紹介!
アンガス牛とはどんな牛か知っていますか?今回は、アンガス牛の〈値段・味わい・肉質〉など特徴や、焼き方のおすすめを紹介します。〈安全性・臭み〉など、アンガス牛を食べる上での懸念点や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
アメリカと日本では使用する薬品の規制が異なるため、アンガス牛の飼育時にホルモン剤が使われていることが、懸念材料の一つとなっています。ホルモン剤によって育成スピードが速まる反面、ホルモン剤を使用した肉を食べるとがんのリスク要因になるといわれているからです。
しかし、日本に輸入されているアメリカ産のアンガス牛は国際的な安全基準を満たしており、市場に出る前にホルモン剤の残留度を厳しくチェックしています。
さらに世界でBSE問題が起こった後は、肉牛のトレーサビリティシステムが確立されており、厚生労働省のガイドラインをクリアしたものしか市場に出ません。そのため、アメリカ産のアンガス牛を食べても、安全性は高いといえます。
②国産牛肉に比べて臭い
国産牛とアンガス牛を比較すると、牛肉特有の臭みがあることは否定できません。特にオーストラリア産のアンガス牛に臭みを感じることが多いのですが。その理由は与えているエサに違いがあるからです。
国産牛やアメリカ産のアンガス牛に与えられているエサは穀物が中心ですが、オーストラリア産の肉牛の多くは牧草を食べて育つことで、牛肉特有の臭みが出てしまいます。
しかし近年はオーストラリア産のアンガス牛でも、穀物をエサに育ったものが増えています。グレインフェッドビーフと名付けられたものは、穀物を飼料にした肉牛が原料なので、臭みはほとんどありません。
アンガス牛を使ったレシピのおすすめ
アンガス牛は焼肉やステーキとして楽しむ以外にも、美味しく食べられるメニューが豊富です。ここでは、アンガス牛を使ったおすすめのレシピを3つ紹介します。
①アンガス牛のハンバーグ
肉質が柔らかいアンガス牛のステーキ肉を、挽肉にしてハンバーグにするレシピです。ミンチにしたアンガス牛に少量の豚肉を加えることで、脂の甘みが美味しい一品に仕上がります。
②アンガス牛のビーフカレー
アンガス牛の美味しさを楽しめるよう、肉を大きめにカットして作ったカレーのレシピです。具材も玉ねぎとマッシュルームとシンプルにしてあり、水ではなくトマト缶で煮込むことで味に深みが増します。
③アンガス牛丼
残ったアンガス牛を活用したい時におすすめのメニューで、玉ねぎやしめじ、キャベツなどと炒めて丼の具材にします。ハーブソルトとコショウ、七味で味付けをするので、食欲が刺激されます。
アンガス牛を食べてみよう
今回はアンガス牛の値段・味わい・肉質など特徴や、焼き方のおすすめを紹介しました。赤身肉なのでダイエットにも効果的で安全性も担保され、柔らかく食べやすいうえ価格も安いのは魅力です。アンガス牛はスーパーなどでも手軽に手に入るので、ぜひアンガス牛の美味しさを実際に確かめてみてください。