ブルーハワイは何味？かき氷シロップとカクテルの関係性についても解説！

かき氷のシロップのなかには、青い色をした「ブルーハワイ」と呼ばれるシロップがあります。「ブルーハワイ」はかき氷のなかでも人気のあるシロップですが、「ブルーハワイ」とはどのような味なのでしょうか。シロップ「ブルーハワイ」の味について解説します。

あるテレビ番組において、「ブルーハワイ」が何味かといった議論が交わされて話題になりましたが、「ブルーハワイ」の味を正確に表現できる人は少ないかもしれません。「ブルーハワイ」の名前の由来には諸説ありますが、ハワイの海や空からつけられた説のほか、カクテルの「ブルーハワイ」に似たものを子どもが楽しめるように名付けた説もあります。

「ブルーハワイ」のシロップが誕生した昭和40年代は、日本でハワイ旅行が流行した時代でした。この時代に、ハワイの澄んだ青い海をイメージしてこのようなシロップが作られたと言われています。「ブルーハワイ」が誕生したのは、一般的な家庭でかき氷が日常的に食べられるようになった時期と同じころです。

「ブルーハワイ」の味には明確な決まりはないためメーカーによって味は異なりますが、基本的には爽やかな風味のソーダ味やフルーティな果実味などの系統に大別されます。「ブルーハワイ」味のシロップのパッケージには、ラムネ味やサイダー味、ピーチ味などと表記されていることが多いようです。

かき氷のシロップには「ブルーハワイ」のほかにレモンやイチゴなどの様々な種類がありますが、「ブルーハワイ」以外のシロップの味は基本的に同じです。これらのシロップの原材料はほぼ同じで、各シロップには香料や着色料などを添加して作られています。レモンなどの味がするのは、色や香りによって脳が錯覚を起こして、そのような味を感じるといった原理です。

この事実を検証するために、目隠しをして鼻をつまみ視覚と嗅覚を失った状態で、レモン、イチゴ、メロンなどのシロップを試食した方がいます。その結果、どのシロップも味に差がなく同じ味に感じたそうです。

ただし、宇治金時や抹茶、コーヒーなどの風味のシロップは原材料が違うため、レモンやイチゴなどの味も異なります。また、最近では着色料や香料を使わずに、果実の果肉や果汁を使って作られたシロップも販売されています。

（＊かき氷シロップの味について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）

「ブルーハワイ」と呼ばれるハワイ発祥のカクテルがありますが、シロップの「ブルーハワイ」の味はカクテルの「ブルーハワイ」と似ているのでしょうか。シロップの「ブルーハワイ」とカクテル「ブルーハワイ」の関係について解説します。

かき氷シロップの「ブルーハワイ」は、カクテルの「ブルーハワイ」をイメージして作られたと言われています。カクテルの「ブルーハワイ」はブルー・キュラソーと呼ばれるリキュールで作るもので、ハワイの海を連想させるような青い色をしているのが特徴です。このブルー・キュラソーとはオレンジを原料としているため、爽やかな柑橘系の風味があります。

シロップの「ブルーハワイ」はカクテルの「ブルーハワイ」によく似た見た目をしていますが、原材料は同じではありません。「ブルーハワイ」シロップにはカクテルの「ブルーハワイ」で使われているブルー・キュラソーは入っていません。その代わりに食用色素青色1号を使用しているため、カクテルの「ブルーハワイ」のような鮮やかな青色をしています。

「ブルーハワイ」のシロップをかけたかき氷を食べると舌に青い色が付くのは、この青色の着色料によるものです。一般的に販売されている「ブルーハワイ」シロップには、着色料のほか保存料や香料などが使われていることが多いようです。「ブルーハワイ」シロップの添加物による害が気になる方は、無添加のシロップを選んで買うと良いでしょう。

ブルーハワイシロップには様々な種類のものがありますが、メーカーによって容量やボトルの形状などに違いがあります。ここからは、通販で購入できるおすすめのブルーハワイシロップを3点紹介します。