中食(なかしょく)とは?外食・内食との違いは?メリット・デメリットなど比較して紹介!
中食(なかしょく)とは何かを知っていますか?今ブームで産業規模が急成長している領域です。今回は、中食の定義を外食・内食との違いを比較しながら紹介します。中食のメリット・デメリットや、中食におすすめなコンビニ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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中食(なかしょく)って何?今ブームなの?
在宅ワークの需要が高まる中で、近年は中食(なかしょく)のニーズがより一層高まっていますが、中食が何を意味しているのか正確に知っている人はまだ少ないかもしれません。ここでは中食とは何か、今どのくらいブームになっているのかを紹介します。
中食は「外食」と「内食」の中間
中食は、家の外で食事を取ることを意味する「外食」と、家の中で作った食事を取ることを意味する「内食」の中間にあたります。そもそもは昼食や1日の中間にとる食事を意味していましたが、現在では食事の形態・形式を意味する言葉となっています。
中食の定義は広く、スーパー・コンビニなどで購入した出来合いの惣菜のほか、現在さらに流行しているデリバリーの食べ物もこれに該当するようです。このほか、冷凍食品や指定の材料を混ぜて完成する料理キットなども、中食と呼ぶことができる商品です。
中食が今ブームで産業規模が拡大中
中食は過去数年のうちに産業規模が拡大しており、近年では毎年前年比を上回る市場規模になってきています。
・2015年/958,139億円
・2016年/983,994億円
・2017年/100,555億円
・2018年/102,518億円
・2019年/103,200億円
以前にはあまり身近ではないイメージだった中食ですが、近年はコンビニ業界の積極的な進出により、手軽に惣菜を購入する人が増えてきたことが産業規模の拡大の要因として考えられます。そのほかにも、出前のサービスが増加していることや弁当などランチタイムを狙った中食の販売をする店が増えたことも要因のひとつでしょう。
少子高齢化や単身の人の増加もあり、中食の産業規模は今後も拡大していくことが予想されます。そのため、今よりもさらに便利な中食のサービスや、中食のメニューの選択肢の幅は増えるでしょう。
中食のメリットとデメリット
便利な中食ですが、メリットとデメリット両方の側面があります。ここでは、それぞれどういった特徴があるのか詳しく説明します。
中食のメリット
中食のメリットとしては、以下の5つがあげられます。
・時短になる
・作ると難しい料理でも、手軽に楽しめる
・外食よりも低価格で楽しめる
・好きな場所、好きな格好で楽しめる
・食品ロスを避けることができる
中食は自宅で料理する余裕がない人、または料理するのが苦手な人などに向いていると言えるでしょう。外食よりも安く収まることも多く、自炊でありがちな材料の買い過ぎによる食品ロスも抑えられるのもポイントのひとつです。
また食べる場所を選ばないため、自分が好きな場所・好きな格好で食べることができるのも、中食の大きなメリットと言えるでしょう。美味しい料理が食べたいものの、ひとりで外食に行くのは気が引けるという人にもおすすめです。
中食のデメリット
一方で、中食にはいくつかのデメリットも存在します。人にもよりますが、大きく見て以下の4つが考えられます。
・栄養が偏る
・値段が高め
・自炊をする習慣が付きにくくなる
・消費期限が短い
中食は全てがバランスのよいメニューというわけではなく、例えば粉物の料理などは炭水化物が栄養の多くを占めています。また消費期限が短いため保存がきかず、内食と比べるとどうしても食費がかさんでしまう傾向にあるでしょう。楽な中食生活のルーティーンから内食生活に戻すのは、人によって苦労する可能性があります。
このように、中食をするうえでデメリットになるポイントを押さえておくと、生活に取り入れてもバランスよく食生活・金銭管理ができるかもしれません。栄養バランスを気にしすぎて自炊を頑張りすぎても、体を壊してしまう可能性があります。上手に中食や外食を取り入れて、自分の暮らしづくりを楽しみましょう。
中食におすすめなコンビニ商品は?
今や中食産業の中でも盛り上がりを見せているコンビニでは、スーパーやデパートにも引けを取らない、特別感のある中食がたくさん出ています。ここでは厳選して5つの商品を紹介するので、コンビニで中食を選ぶ際の参考にしてください。
①金の直火焼ハンバーグ|セブンイレブン(397円)
セブンイレブン自慢の金の直火焼ハンバーグは、フランスのソース・フォンドボーとデミグラスソースを掛け合わせた、濃厚な味わいが特徴です。ワインなどのお酒のお供や、特別な料理が一品欲しいときにおすすめの中食と言えるでしょう。