「鶏肉を水で洗う」がNGの理由とは?食中毒の危険性?下処理の正しい仕方を紹介!
鶏肉は洗うべきか、洗う必要はないのか知っていますか?結論、鶏肉は基本洗わない方がいいです。今回は、鶏肉をなるべく洗うべきでない理由や、臭み・ドリップなどの下処理で洗う必要がある場合の洗い方についても紹介します。鶏肉の水洗い以外の臭み取り・下処理についても紹介するので参考にしていてくださいね。
目次
食中毒などの観点から水洗いするのが心配な場合には、以下の手順でドリップなどをキッチンペーパーでふき取るだけでも構いません。
①キッチンペーパーを数枚重ねて置く
②キッチンペーパーの上に鶏肉を置く
③新しいキッチンペーパーでヌメリや水分を拭き取る
④使用したキッチンペーパーはごみ袋に入れて、しっかりと口を閉じて破棄する
ドリップには臭みの原因となる成分が含まれているので、しっかりドリップを拭き取っておくことで、臭みのない仕上がりにすることができるでしょう。なお、拭き取ったキッチンペーパーにはカンピロバクター菌などが付着している可能性があるので、処理が終わったら手早くごみ袋に入れてしっかり密閉することを心がけて下さい。
鶏肉の水洗い以外に臭み取り・下処理をする方法は?
鶏肉のドリップや臭みが気になる場合、水で洗う以外に臭み取りや下処理をする方法はないのでしょうか。ここでは、水洗いをせずに鶏肉の臭み取りや下処理をするおすすめの方法をいくつか紹介します。
①鶏肉の余計な脂を取り除く
鶏肉の皮と肉の間にある黄色い脂は臭みの原因となるので、包丁で取り除きましょう。また、肉からはみ出している皮にも余分な脂が付いていることが多いので、取り除くことをおすすめします。脂を取り除くことで鶏肉の味自体は少し淡泊になりますが、余計な脂分が減り、ヘルシーな鶏肉を味わうことが出来るのもメリットです。
②スパイスで下味をつける
鶏肉にスパイスで下味をつけることも、臭み取りには有効です。特にニンニクや胡椒などは下味に使いやすいスパイスで、それ以外にも様々なスパイスが入っているカレーパウダーなどで下味をつければ、スパイスの効果で鶏肉の臭いが気にならなくなります。ほかにも、ハーブや生姜なども臭みを取るための下味にはおすすめです。
なお、スパイスで下味をつけることは、臭み取りだけでなく料理の風味向上にも役立ちます。
鶏肉は基本洗わない方がいい
ここまで、様々な鶏肉の調理方法や洗い方を紹介しましたが、基本的には鶏肉は洗わないで調理する事をおすすめします。水洗いをしなくてもキッチンペーパーやスパイスを使用したり、余分な脂を取り除いたりすることで臭み取りは可能なので、是非試してみてください。