アザラシの肉を食べる民族がいる?味はおいしい?日本での販売についても調査!
アザラシの生肉は食べられるかを知っていますか?今回は、アザラシの生肉を食べる北極圏の民族「イヌイット」についてや、アザラシの肉の味わい・匂いなど特徴を紹介します。アザラシの肉の販売や、「キビヤック」といったアザラシ料理についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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アザラシの肉って食べられる?食用?
丸いフォルムが愛らしく、水族館や動物園でも人気の生き物にアザラシがいます。アザラシは食べられるのでしょうか。ここではアザラシを食べる人たちについてや、味、日本でも食べられるかなどさまざまな部分を具体的に紹介していきます。
アザラシの肉を食べる民族がいる!
アザラシは北極圏に住む生き物ですが、アザラシの肉を食べる姻族もいるようです。その人たちはアザラシをどのように食べているのかを具体的にみてみましょう。また、アザラシを食べている人はどのような民族でしょうか。
アザラシの肉を食べる北極圏の民族「イヌイット」とは
アザラシの肉を食べる民族は、アザラシの住む北極圏にいます。アメリカのアラスカ州やカナダの北部に住む人々のことで、エスキモーやイヌイットなど地域によってさまざまな呼ばれ方をしているようです。極寒で植物も育たないこともあり、アザラシを捕まえた場合は栄養を確保をするためにも内臓を含めて無駄なく食べています。
イヌイットの人達は、昔はイグルーと呼ばれる氷でできたかまくらを作りながら移動して生活していましたが、現在では村に定住しそこから仕事や狩りに行くような生活をしています。日本でも北海道でごく稀に食べられることがあるようで、現地で食べるときには猟師に分けてもらうのが良いでしょう。
アザラシは生肉で食べる
アザラシは現地では内臓を含めて生のままか、煮て食べることが多いようです。これはアザラシの肉や脂肪をできる限り落とさずに食べることで、効率的に栄養を摂取できるというメリットもあります。脂肪はからだを温めるのに欠かせない栄養素であるため、北極圏に住むイヌイットの人々にとっては不可欠なものと言えるでしょう。
イヌイットの人達は、イヌイットと呼ばれる前はエスキモーと呼ばれていました。エスキモーを訳すと元々は「かんじきを編む人」という意味でしたが、すこしずつ「生肉を食べる人々」という意味になり、ヨーロッパやアメリカでは差別対象として扱われていました。
アザラシの肉の味わい・匂いは?おいしい?
日本でアザラシの肉を実際に食べた人もいるようで、さまざまな感想をSNSで発信しています。アザラシの味の感想は以下になりました
・あまりおいしいものではない
・生臭い
・獣臭
・固いがほぐれやすい
このことから、干物や香辛料などの香りの強いものと一緒に食べるように味付けされた商品が多いようです。後述で日本でも購入できるアザラシの肉を使った商品を紹介するので、気になったら購入してみてください。
Twitterの口コミ
アザラシ肉の缶詰を発掘。賞味期限を数年過ぎていますが、普通に食えます。但し、もとからそんなに美味しいものでもない
Twitterの口コミ
明治村で購入したアシリパさんのアザラシカレー(缶切り要る)を食しました。
・アザラシ肉は硬いがよくほぐれる肉。多少の獣臭あり(なんとなく納得した)。
・カレー自体は腰の入った辛口。美味。アザラシ苦手な人のお口直し狙いだろうか。
・ラベルかわいらしい。
わりとおいしかったです。
アザラシの肉の販売はある?
アザラシの肉の味が気になったら日本でも食べられるようです。インターネットで通販されている商品がいくつかあるので紹介します。アザラシは日本の最北端である北海道でもごく少量の流通なので、北海道に行って食べるよりも通販した方が確実のようです。