アザラシの肉を食べる民族がいる?味はおいしい?日本での販売についても調査!
アザラシの生肉は食べられるかを知っていますか?今回は、アザラシの生肉を食べる北極圏の民族「イヌイット」についてや、アザラシの肉の味わい・匂いなど特徴を紹介します。アザラシの肉の販売や、「キビヤック」といったアザラシ料理についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
臭いのきついアザラシの肉は、食べ慣れない日本では味付けを強くして販売されていることが多いようです。大和煮なら日本人でも馴染みのある味付けで、比較的食べやすいでしょう。
②カレー(1080円)
アザラシを食べる場合でも定番のカレーで、中にはマグロの血合いのような味わいや牛肉っぽいと感じるなど肉片により違いがあると表現する人もいます。香辛料を使っているものの、アザラシの肉を存分に味わえる商品です。
アザラシを使った料理もある
アザラシは肉を食べるだけではなく、アザラシそのものを使って調理をすることもあるようです。極寒の地で生きる人たちにとっては非常に貴重な存在であることがわかりますが、具体的にはどのように使っているのでしょうか。
アザラシの料理「キビヤック」とは
キビヤックとは日本で言う漬物に分類される食べ物で、アザラシの内臓を取り出した後にウミツバメと呼ばれる鳥などを内臓の入っていた部分に詰め込んで作ります。その後、地中に埋めて2か月~数年放置することで詰めた鳥が発酵して出来上がるのですが、衝撃的な作り方に加え臭いもきつく、世界で4番目に臭い食べ物と言われています。
しかし、栄養面で言えばビタミンやミネラルが効率よく摂取できる健康的な食べ物のようで、野菜が手に入りにくい地域に住むイヌイットの人々には健康を担うもののようです。
(*キビヤックについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください)
アザラシの肉を食べてみよう
日本では可愛らしくマスコット的に扱われるアザラシも、北極圏に住む人たちには非常に貴重な食料であり生きる糧になっています。キビヤックも日本では衝撃的なアザラシの使われ方をしていますが、イヌイットに住む人たちにとっては栄養源の保存としてもありがたい存在なのでしょう。日本でも通販でアザラシの肉の商品を購入できるので、是非食べてみてください。