フリントコーンの特徴は?トルティーヤの原料?旬の時期や食べ方のおすすめも紹介!
とうもろこしの品種「フリントコーン」を知っていますか?粒が固く色がカラフルなのが特徴の品種です。今回は、「フリントコーン」の〈味わい・食感・見た目〉など特徴や、旬・収穫時期や産地なども紹介します。〈トルティーヤ・タコス〉など「フリントコーン」の食べ方・レシピや通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
フリントコーンの主産地はメキシコ・アメリカ
フリントコーンは最も古いとうもろこしの一種で、主にメキシコ・アメリカ合衆国などの北アメリカ大陸の国々で栽培されています。3000年以上前から栽培され、冷害などで他の農作物が全滅してしまう中でもフリントコーンだけは生き残るなど、その丈夫さで先住民たちの食を支えてきました。
フリントコーンの旬・収穫時期は9月〜10月ごろ
フリントコーンの栽培時期は他のとうもろこしと同様、春に種を蒔き9~10月ごろに収穫時期を迎えます。ただし、他品種と違い完熟して収穫した後は、軒下などでしっかり乾かすのが特徴です。フリントコーンのほとんどは粉やトルティーヤなどの生地に加工されるので、1年中楽しむことができます。
フリントコーンの食べ方・料理レシピのおすすめを紹介!
コーンフラワーやマサなどのフリントコーンの加工品を使うと、本格的なメキシコ料理が楽しめます。ここでは、トウモロコシの粉を使ったレシピを紹介します。
①トルティーヤ
トルティーヤは、トウモロコシの粉で作ったメキシコの薄焼きパンです。タコスやブリトーなど、様々な具材や食べ方を楽しむことができます。
②マサ入りタコス風肉まん
マサもコーンフラワー同様とうもろこしの粉ですが、処理の仕方が異なり、コーンフラワーよりも粘り気があるのが特徴です。マサを生地に入れることで、メキシコ風の具材とも相性のいい肉まんに仕上がります。
③コーンフラワーホットケーキ
こちらは、小麦粉の代わりにコーンフラワー使ったホットケーキです。コーンフラワーは、小麦粉に比べてグルテンが少なく、アレルギーや体調に気をつかっている人におすすめです。
フリントコーンは甘くないとうもろこしだった
フリントコーンは甘みも少なく、食感も硬くてそのままでは食べられない品種です。しかし、丈夫で保存がきくため、長い期間にわたって人々の食を支えてきました。フリントコーンを使い、ぜひ本格的なメキシコ料理に挑戦してみてください。