ジャンドゥーヤとは?プラリネとの違いは?味わいや作り方・レシピなど紹介!
ジャンドゥーヤとはどんなお菓子か知っていますか?今回は、イタリア発祥のチョコレート菓子「ジャンドゥーヤ」の名前の意味・由来や、プラリネとの違いを紹介します。ジャンドゥーヤの作り方や人気商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
ジャンドゥーヤとは?どんなお菓子?
デパートなどに行くと、ジャンドゥーヤと呼ばれるお菓子を見かけることがあります。ジャンドゥーヤとはどのようなお菓子で、なぜこのような名前が付けられたのでしょうか。ジャンドゥーヤの正体と名前の意味や由来のほか、味や食感について解説します。
ジャンドゥーヤはイタリア発祥のチョコレートのお菓子
ジャンドゥーヤとは、イタリアのトリノに初出店したチョコレート専門店であるカファレルにおいて誕生したチョコレート菓子です。1852年ごろにカファレル氏がミケーレ・プロシェ氏とともにヘーゼルナッツを使ったお菓子の開発を始め、1865年にはこのチョコレート菓子にジャンドゥーヤと名付けて売り出したと言われています。
ジャンドゥーヤは、ヘーゼルナッツなどのナッツ類をすり潰してペースト状にしたものにチョコレートや粉砂糖を混ぜて作るのが特徴です。ジャンドゥーヤはボートを逆さまにしたような三角柱の形が特徴で、単体で食べるほかボンボンショコラなどのチョコレート菓子の中身にする使い方もあります。
ジャンドゥーヤの名前の意味・由来
ジャンドゥーヤの名前は、18世紀に生まれた歌劇に登場するジャンドゥーヤと呼ばれる主人公に由来しています。トリノ人役のジャンドゥーヤは、イタリアのトリノのシンボルとして地元民に愛されていました。チョコレート菓子のジャンドゥーヤは、この歌劇の主人公と同じく人気が集まるようにと願ってこのような名前がつけられたと言われています。
ジャンドゥーヤの三角柱のような形は、歌劇の主人公であるジャンドゥーヤが劇中に身に着けていた三角帽子に由来しているといった説があります。
ジャンドゥーヤの味わい・食感は?美味しい?
ジャンドゥーヤはヘーゼルナッツとチョコレートを使って作られているためナッツやカカオの香りがあり、まろやかで濃厚な味わいが特徴です。ジャンドゥーヤを食べるとヘーゼルナッツの歯ごたえを感じた後に、舌の上でチョコレートがとろける感覚を楽しめます。
ジャンドゥーヤを食べた人の口コミによると、ナッツの風味が濃厚で美味しいといった意見がある一方でチョコレートの味と甘みが強すぎると感じる人もいるようです。
Twitterの口コミ
ポルコバッチョさんで1年越しに入手できたボナイユート ヌチッディ。カカオと厳選されたヘーゼルナッツペーストと砂糖のみのジャンドゥーヤはザクザク食感のあと、こっくりなめらかに溶けていくのがとても美味しいです。それなのに後味さらりでしつこさなし。いくつでも食べられそう。
ジャンドゥーヤとプラリネの違いは?
ジャンドゥーヤに似たプラリネと呼ばれるお菓子がありますが、両者の違いを説明できない人も多いようです。ジャンドゥーヤとプラリネには、どのような違いがあるのでしょうか。
「チョコレートを必ず使うか否か」が大きな違い
ジャンドゥーヤとプラリネの大きな違いは材料にあり、ジャンドゥーヤの材料はチョコレートが必須であるのに対して、プラリネはチョコレートを使って作られるとは限りません。
ジャンドゥーヤは、炒ってからペースト状に加工したナッツ類をクーベルチュールチョコレートに絡めて作ります。一方でプラリネは、炒ったナッツ類にシロップやカラメルソースを混ぜた後に粉末またはペースト状に成型して作るのが特徴です。また、ナッツ類とシロップなどを混ぜて作られたものを使ったチョコレート菓子をプラリネと呼ぶこともあります。
ジャンドゥーヤとプラリネは材料が違うため、香りや風味にも違いがあります。ジャンドゥーヤはカカオの香りと濃厚な味がある一方で、プラリネはカラメルの香りや甘みが楽しめるお菓子です。
ジャンドゥーヤの作り方
ジャンドゥーヤは、材料を揃えれば家庭でも簡単に作ることができます。ここからは、身近な材料で作れる家庭向きのジャンドゥーヤの作り方や材料を紹介します。
材料
・ヘーゼルナッツ:50g
・チョコチップ:50g