冷凍焼けした肉は食べれる?元に復活する?原因や防止する保存のコツを紹介!
肉が冷凍焼けしてしまったことはありませんか?食べられるのでしょうか?今回は、冷凍焼けした肉を復活させる塩水での解凍法や、美味しく食べる方法も紹介します。肉の冷凍焼けを防止できる保存方法・コツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
②煮込み料理に使う
酸化してパサつきを感じる肉は、煮込み料理に使うのもおすすめです。カレーやシチュー、ポトフなどの具材として冷凍焼けした肉を使うと、スパイスや香味野菜の働きで劣化が気にならなくなります。和食に使いたい時には生姜をきかせたしぐれ煮にしたり、生姜焼きにしても美味しく食べられるので好みでアレンジしてみましょう。
肉の冷凍焼けを防止できる保存の方法・コツは?
大量に肉を購入した場合など、できるだけ劣化させずに冷凍保存したいものです。ここでは、冷凍焼けを防ぐ肉の保存方法を紹介するので参考にしてください。
①砂糖水に浸ける
肉を冷凍保存する前に、一度砂糖水に浸ける下処理を行うと冷凍焼けを防ぐことができます。砂糖は親水性が高い調味料なので、そこに肉を浸けることで水分を保つほか、タンパク質と水分をつないでパサつきを抑える効果があります。水1リットルに対し砂糖1gの砂糖水を作り、肉全体を手早く浸けるのがポイントです。
②空気に触れさせない
冷凍焼けを避けるうえで、空気に触れさせないことも大事です。砂糖水に浸けた肉をラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存するのが基本となります。その際、ジッパー付き保存袋からできるだけ空気を抜くと、より劣化しにくくなります。
③急速冷凍する
冷凍庫で急速冷凍させるのも、冷凍焼けの防止に有効な方法です。急速冷凍の機能がない冷蔵庫の場合は、金属バットの上にジッパー付き保存袋に入れた肉を置き、冷凍庫に入れるだけで早く冷凍させることができます。急速冷凍することで肉に含まれる氷の結晶が小さくすることができ、細胞を壊さずに保存できるので乾燥や酸化しにくくなります。
④冷凍庫内の温度上昇を防ぐ
肉を保存している冷凍庫内の温度上昇を防ぐことも、冷凍焼けを避ける方法の1つです。冷凍庫の扉を開け閉めすることで庫内の温度が上昇し、水分が蒸発して食品が乾燥してしまいます。冷凍庫の開閉時間をできるだけ短くし、庫内の温度上昇を防ぐことが冷凍焼けの予防につながります。
肉が冷凍焼けしても諦めないで!
今回は冷凍焼けした肉を復活させる塩水での解凍法や、美味しく食べる方法も紹介しました。冷凍焼けした肉であっても、カビが生えてない限り食べることはできます。肉が冷凍焼けした場合でも、下ごしらえや調理法を工夫して処分することなく美味しく食べきることをおすすめします。