砂肝の焼き加減は?中が赤い・生焼けでも大丈夫?焼き方をフライパンなど別に紹介!
砂肝の焼き加減の目安を知っていますか?今回は、砂肝の焼き加減の目安・コツを〈焼き時間・色・柔らかさ〉などから確認する方法とともに紹介します。砂肝の焼き鳥を作る際に、焼き加減で失敗しやすい場合についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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砂肝の焼き加減が分からない…
焼き鳥の人気メニューの1つである砂肝は、スーパーでも購入できる部位です。しかし砂肝は火の通り加減を見極めるのが難しく、食中毒になるリスクを考えて二の足を踏む人も多いといいます。ここでは生焼けにならない砂肝の焼き加減の目安について、焼き方も交えて説明します。
砂肝の焼き加減の目安やコツは?
自宅で砂肝を調理する際に焼き加減の目安がわからない時は、どのような状態まで火を通したらよいのでしょうか。ここでは、砂肝の焼き加減の目安と焼き方のコツを説明します。
①焼き時間と温度
砂肝を耳たぶ程度の厚さに切った場合は2~5分程度、丸い形状のまま焼く時には大きさによって5~10分程度焼くと、ジューシーで独特の食感が楽しめる焼き鳥に仕上がります。砂肝を焼く温度は中火に相当する160~180℃、強火と同様の200~220℃で焼くのが目安です。
オーブンやフライパンで砂肝を焼く時には焦げ目や焼き色が付かないこともあるので、こちらの温度設定や時間を参考にしましょう。
②表面の焼き上がりの色
生の砂肝をフライパンなどで加熱すると、徐々に表面は赤い色から茶色に変化していきます。程よい焦げ目が付いた部分も香ばしさが楽しめるので、しっかり焼いた砂肝の焼き鳥が好みの人は全体が茶色になるまで加熱しましょう。しかし、焦げすぎるとパサつきや苦みの原因になるため注意してください。
③柔らかさ・食感
砂肝の焼き加減は、焼いている最中の柔らかさでも判断できます。加熱した砂肝を菜箸で触った時に、つま先立ちした時のふくらはぎ程度の硬さを感じた時は十分火が通っています。それより柔らかい時には、生焼けの可能性があるので注意しましょう。
また砂肝は食べた時の歯触りでも、焼き加減を確かめられます。火が通った砂肝は歯で噛むとコリコリまたはサクサクとした、半生の状態ではプヨプヨした食感になるものです。焼き加減には好みがあるので、様々な食感を食べ比べてみるのもよいかもしれません。
砂肝は生焼けでも大丈夫?中が赤いと食中毒に?
砂肝は焼き鳥屋で中が赤い状態で提供されることもありますが、生焼けで食べても大丈夫なのでしょうか。中身が赤いと生焼けによる食中毒が心配な人もいるかもしれません。ここでは、砂肝は生焼けでも大丈夫なのかについて説明します。
砂肝は中が生焼けでも食中毒の恐れはない
新鮮な砂肝は中が生焼けでも表面が赤茶色になっていれば、食べても食中毒の恐れはありません。新鮮な砂肝は焼き鳥屋では刺身として提供されることもあるので、表面に焼き色がつき中が赤い状態でも安心して食べて大丈夫です。
ただし、購入してから時間の経った砂肝が生焼けの時には、腹痛を起こすリスクがあります。新鮮とは言い切れない砂肝を食べる際には、十分に加熱してから食べることをおすすめします。
砂肝の生焼けの見分け方は竹串でできる
竹串を使って砂肝が生焼けかどうかを見分ける方法は、以下の通りです。
・砂肝の最も厚みがある部分に竹串を刺して数秒待ってから抜き、唇にあてると熱く感じる
・竹串を刺した時に身に弾力を感じる
唇に竹串を触れた時にぬるいあるいは冷たい時、身に弾力を感じない場合は生焼けと考えられます。新鮮な砂肝であれば、自分好みの焼き加減かどうか食べて確かめるのも良いでしょう。竹串を刺した時の感触や温度を覚えるまでは、砂肝を包丁で切り中が赤い状態かどうか確かめるとより安心です。