自家製サラミの作り方!腸詰あり・なし別に本格&簡単な手作りレシピを紹介!
【料理ブロガー監修】自家製サラミの作り方・レシピを知っていますか?ドライソーセージの一種であるサラミは意外と簡単に手作りできます。今回は、サラミの作り方を〈腸詰めあり・腸詰めなし〉別に簡単・本格派でそれぞれ紹介します。白黴サラミという燻製しないサラミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
おつまみ用のサラミを手作りするにあたり、腸詰めしなくてもプロの味に近い自家製生サラミは簡単に作れます。この場合は乾燥と燻製の工程を経るのがポイントです。ここでは腸詰めなしでおつまみになる、自家製サラミの作り方を紹介します。
腸詰めなしで簡単に作る方法
腸詰めなしのサラミであっても、腸詰めする場合と基本的な工程は変わりません。腸詰めなしのサラミを作る際のポイントは、以下の通りです。
・挽き肉を手で棒状に成形する
・成形したサラミを冷蔵庫で1日寝かせる
・燻製する前に30分ほど熱乾燥させる
腸詰めなしで作る場合は型崩れしないように、上記の手順が加わることになります。そのまま食べても十分に美味しいものの、ドライタイプのサラミに仕上げたい時は燻製したものを冷蔵庫で1週間ほど寝かせて乾燥脱水させるとうよいでしょう。腸詰めしなくても十分に美味しいおつまみになり、余計な買い物や手間も省けるのでおすすめの作り方です。
どめさん
料理ブロガー
腸詰めなしでもサラミを作ることができますよ。手で形成するので、型崩れしないようサイズは少し小さめにしておくのがポイント。ラップにクルッと包んで作れば、手軽に作ることができます。燻製器がある方はぜひ一度挑戦してみてくださいね。
サラミを燻製しない場合の作り方は?
サラミ発祥の地であるイタリアでは、燻製しないタイプも市販されています。いつもと違うサラミをおつまみにしたい人は、興味を持つかもしれません。ここでは、サラミを燻製しない作り方について説明します。
白カビサラミという燻製しないサラミもある
本場イタリア白カビサラミという燻製しない種類があり、その作り方も定着しています。カマンベールチーズを作る際に用いられる白カビをサラミの表面につけ、肉の水分吸収とタンパク質や脂肪の分解を行って熟成させるのです。一般的なサラミより旨味が増すとして、ヨーロッパではお馴染みのサラミとなっています。
自家製のサラミを燻製しないのはおすすめできない
日本で自家製サラミを作る場合は、必ず燻製することをおすすめします。乾燥した土地柄のイタリアやフランスと違い、湿度の高い日本で白カビサラミを作るための温度や衛生の管理が難しいからです。また白カビを使わない生サラミであっても、手作りするのは気温と湿度の低い冬の方が安心と考えられます。
どめさん
料理ブロガー
白カビサラミは噛むほどに旨みがじゅわっと広がり、お酒のおつまみとしても最適です。ビールはもちろん、ワインとの相性も抜群ですよ。ただし、日本で手作りするのは避けた方が賢明だと思います。食べてみたい方は成城石井などで販売されているので、一度購入してみてはいかがでしょうか。
サラミの作り方をマスターして手作りしてみよう!
今回はサラミの作り方を腸詰めあり並びに腸詰めなし別に、簡単と本格派でそれぞれ紹介しました。近年は手作り用のソーセージキットや電熱式の燻製機も様々な種類が市販されているので、道具があればより簡単に作れます。ぜひ一度、サラミを手作りしてみてください。