自家製サラミの作り方!腸詰あり・なし別に本格&簡単な手作りレシピを紹介!
【料理ブロガー監修】自家製サラミの作り方・レシピを知っていますか?ドライソーセージの一種であるサラミは意外と簡単に手作りできます。今回は、サラミの作り方を〈腸詰めあり・腸詰めなし〉別に簡単・本格派でそれぞれ紹介します。白黴サラミという燻製しないサラミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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サラミは簡単に手作りできるって本当?
ビールやワインのおつまみとして人気が高いサラミですが、毎日晩酌する人には価格が高いと感じるかもしれません。自宅で安くサラミを手作りできれば、自分好みの味に仕上げられるメリットもありそうです。ここでは、サラミを簡単に手作りできるかについて説明します。
そもそもサラミとは?
サラミとはイタリア発祥のドライソーセージの一種で、加熱処理をせずに低温乾燥させ発酵させて作ります。本場では牛肉または豚肉を使い挽き肉と塩コショウ、にんにくを使うのが一般的です。しかし好みでハーブや赤ワインを加えるなど、様々な味わいのサラミが販売されています。
(*ドライソーセージについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サラミとカルパスの違いは水分量
サラミとよく似たカルパスもドライソーセージの一種ですが、含まれる水分量が異なります。サラミは水分量が35%以下ですが、カルパスは55%以下でセミドライソーセージに分類されるのです。そのためカルパスの方がサラミより、食感は柔らかいです。
(*カルパスについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
サラミの本格的な作り方|腸詰めあり
サラミは材料さえ揃えれば、自宅で本格的な味わいのものを作れます。天然豚腸や天然羊腸がなくてもケーシングを用いることで、自家製の腸詰めサラミが作れるのです。ここではケーシングを使った、自家製サラミの作り方を紹介します。
材料
・豚牛合い挽き肉/350g
・豚粗挽き肉/150g
・塩/10g
・ブラックペッパー/3g
・セージ/2g
・ガーリックパウダー/2g
・砂糖/15g
・冷水/50cc
・総合塩漬剤/5.8g
・ケーシング/適量
作り方・手順
燻製して仕上げる本格的な自家製生サラミの作り方は、以下の通りです。
①ケーシングの端を折り、クリップで留める
②水に浸け、柔らかくする
③セージとガーリックパウダーと総合塩漬剤をよく混ぜる
④ボウルに豚粗挽き肉を入れ、③の30%を加えて混ぜる
⑤別のボウルに合い挽き肉を入れ、残りの③を入れて混ぜる
⑥フードプロセッサーに⑤を入れ、途中で冷水を加えながら乳化するまで混ぜる
⑦ボウルにあけ④を加えて混ぜる
⑧絞り袋に入れる
⑨②のケーシングの水気をきり、⑧を充填する
⑩ケーシングの口をしっかり締め、紐をつける
⑪燻製機に吊るし、さくらチップをセットして添加する
⑫スモーカー内が65~70℃を保つように調整しながら、2時間ほど燻製する
⑬燻製が終わったら、70~75℃のお湯で2時間ボイルする
⑭ボイルが終わったら流水に30分ほど浸けて一気に冷やす
⑮計量し、元の重さの60%になるまで冷蔵庫で保存し脱水したら出来上がり
このレシピでは1本のサイズが大きいので、脱水までに1ヶ月を要しています。しかし細いケーシングであれば脱水までかかる時間が短くなるので、もっと早く食べることができそうです。燻製のチップも好みのものに変えて問題ありません。