ハーゲンダッツはなぜ高い?アメリカでは値段が安い驚きの理由を紹介!
ハーゲンダッツがなぜ高いか理由を知っていますか?ハーゲンダッツは高級アイスクリームの代名詞ですよね。今回は、ハーゲンダッツが高い理由を6つ、アメリカとの値段を比較しながら紹介します。ハーゲンダッツは日本よりアメリカの値段が安い理由も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- ハーゲンダッツはなぜ高い?違いがわからないという人も?
- ハーゲンダッツはなぜ高い?理由は?
- ①濃厚な「アイスクリーム」に分類される
- ②原料や素材にこだわっている
- ③温度など品質管理にコストがかかる
- ④密度が高く空気が少ない
- ⑤高級品としてのブランドイメージが定着している
- ⑥値引きをすることがほとんどない
- ハーゲンダッツはアメリカより日本が高いって本当?理由は?
- 日本とアメリカのハーゲンダッツの値段を比較すると…
- 一人当たりのアイスクリームの消費量が多い・市場が大きいのが価格に差がある理由
- 高いハーゲンダッツを安く買う方法はある?
- ハーゲンダッツは業務用でまとめて買うのがおすすめ
- ハーゲンダッツがなぜ高いのか理由を抑えよう
ハーゲンダッツはなぜ高い?違いがわからないという人も?
アメリカ生まれのハーゲンダッツは、日本では高級アイスクリームとして人気の高い商品です。しかし、値段が高いだけで安いアイスクリームとの違いがわからないという人も多くいるようです。ここではハーゲンダッツの値段が高い理由や、アメリカのハーゲンダッツとの値段や味の違いについて説明していきます。
Twitterの口コミ
早朝PARM。
おはようございます。
これ2個でハーゲンダッツ1個と考えるとやっぱりハーゲンダッツはお高い…
それともPARMが安いのだろうか…
Twitterの口コミ
ハーゲンダッツなんでこんな高いん?
ハーゲンダッツはなぜ高い?理由は?
ハーゲンダッツの値段は、なぜ高いのでしょうか。確かに海外発祥の商品は関税などの関係から高額になりがちですが、ハーゲンダッツの場合はそのような理由ではないようです。ここでは6つの高い理由について詳しく説明します。
①濃厚な「アイスクリーム」に分類される
アイスクリームには種類があり、以下のような分類がされます。
・アイスクリーム:MOW、牧場しぼり、ハーゲンダッツ
・アイスミルク:モナ王、雪見だいふく
・ラクトアイス:スーパーカップ、爽
・氷菓:アイスの実、ガリガリ君
これらの分類わけは、乳脂肪分や乳固形分の割合によって決まります。濃厚な味わいほど脂肪分も高くなり、栄養価も高くなることから値段も比例して高くなりがちです。MOWや牧場しぼりもアイスクリームの分類になりますが、ハーゲンダッツはより乳脂肪分や乳固形分が多いため、高価なアイスクリームになっています。
(*アイスの分類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②原料や素材にこだわっている
ハーゲンダッツはアメリカ発祥のアイスクリームですが、日本で販売されているハーゲンダッツは日本の工場で作られており、同じフレーバーでも日本人に合わせた味わいになっています。ハーゲンダッツは原料や素材に強いこだわりを持ち、乳牛の牧草も選んで作られているほどです。
また、フレーバーにおいてもこだわりぬいたものを厳選して使用しており、その分値段は高くなります。これはハーゲンダッツの創業者であるローズ・マタスが「身近にあるシンプルな、こだわりぬいた素材でアイスクリームを作ること」をポリシーとしていたためです。
ハーゲンダッツの設立は1960年ですが、60年経った今でもこのポリシーのもと、素材に妥協をすることなく作られています。
③温度など品質管理にコストがかかる
ハーゲンダッツは他のアイスクリームとは違った扉付きの陳列棚で販売されていることが多いですが、温度管理は品質管理を徹底しないといけないためです。アイスクリームは少しでも溶けると再冷凍した時にシャリシャリとした食感となり、味が落ちてしまいます。
通常、そうならないために他のアイスクリームには乳化剤や安定剤が使用されることが多いですが、ハーゲンダッツには使われていません。その分品質も落ちやすくなるため、品質管理のコストを上げることとなり、結果として値段も高くなります。
④密度が高く空気が少ない
ハーゲンダッツは濃厚な味わいのアイスクリームであるのが特徴ですが、その理由の一つに密度が高いことが挙げられます。アイスクリームの空気の比率はオーバーランと呼ばれ、空気の含有量が多いと濃厚な味わいにはなりません。そのため、ハーゲンダッツは空気の20%~30%まで抑え、乳脂肪分以外での濃厚さを出しています。
⑤高級品としてのブランドイメージが定着している
日本ではハーゲンダッツは高級アイスクリームとして定着していますが、日本でハーゲンダッツが上陸したころ、アイスクリームは子供の食べ物としての認識しかありませんでした。そこで、購買力のある大人向けのアイスクリームとしてあえて高価格の設定にして売り出したのが始まりです。
現在は日本でハーゲンダッツショップはありませんが、南青山の一等地に店舗を出して販売したところ大人気となり、そのまま大人向けの高級アイスクリームとして定着しています。