ウサギ肉の味わいの特徴は？まずい？美味しい食べ方・料理も紹介！

口コミによると、ウサギ肉の味わいは以下のように例えられています。

・鶏肉のような味
・脂のない豚ロースのような味
・鶏肉と豚肉を足して2で割ったような味がする

多くの人が、ウサギ肉の味は脂身が少なくさっぱりしている、と表現していました。野性的なクセやにおいは、感じる人と気にならない人がおり、その違いは味覚に加えて下処理や調理の仕方にもよるようです。

あまりなじみのないないウサギ肉ですが実は、古来より日本でも食べられていました。江戸時代の徳川将軍家では、正月にウサギ汁を食べる風習があったといわれています。また、現代でも秋田県の一部地域の料理旅館では、日の丸肉という呼び方でウサギ肉が出されることがあります。

ウサギ肉を美味しいと感じる人は以下のようにコメントをしています。

・癖が少なくて美味しい
・あっさりしている
・やわらかくてジューシー

ウサギ肉は猪肉や鹿肉のような強い癖がなく、鶏の胸肉やささみのような淡白な味とやわらかい食感があり、それでいて鶏胸肉よりもパサつきがなくジュ－シーなようです。

一方で、ウサギ肉はまずい、食べられないと感じる人は以下のようにコメントしています。

・癖がある、くさい
・骨が多く、食べにくい
・かわいそう

ウサギ肉は、野性的なクセやにおいがあり、小骨が多くて食べにくいという味覚面に加え、かわいそうだという心理面からまずいと感じる人もいるようです。

美味しい、まずい両方の意見があるウサギ肉ですが、実は栄養も豊富な食肉です。高タンパク低脂質なだけでなく、以下のような栄養素も多く含まれています。

・ビタミンＢ12
・ナイアシン
・カリウム

ビタミンＢ12は、血液を作る役割を果たす重要な物質の一つです。不足すると貧血や神経障害などを起こすことがあります。また、動脈硬化を予防する効果も期待されます。ナイアシンは、エネルギー産生や脂質・アミノ酸の代謝に関わる物質です。皮膚や粘膜の健康維持、脳神経のはたらきを助けたり、血行を良くしたりする効能があるともいわれています。

最後に、カリウムは、ナトリウムとバランスをとりながら、細胞を正常に保ち、血圧を調整するなど、常に一定して体内をよい状態に維持するためにはたらく物質です。体内の余分な塩分を排出する作用があり、血圧を下げる効果があります。