たけのこは茎・根どちらを食べている?そもそも野菜なのかも紹介!
たけのこは茎・根っこどちらを食べているのか知っていますか?そもそも野菜なのでしょうか?今回は、たけのこは何類に分類されるの野菜かを、食べている部分は茎・根どちらかとともに紹介します。たけのこ以外にも茎を食べる野菜や、普段食べている野菜はどの部分なのかも一覧で紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
たけのこは茎を食べる野菜なの?何類に分類される?
急に飛び出すような生え方をしているたけのこですが、私達が普段食べている部分は根ではなく、茎にあたるのでしょうか。ここでは、たけのこは何類に分類される野菜なのかと、たけのこの食べる部分について解説します。
たけのこは「茎菜類」に分類される野菜
たけのこは茎菜類に分類される野菜で、竹の地下茎から出る若い芽をたけのこと呼びます。たけのこは土から露出した後の成長が圧倒的に速く、地表に出る頃は1日数センチメートルしか伸びないものの、10日ほど経過すると数十センチ〜1メートルを超えるようになります。
たけのこの食べる部分は「根っこ」ではなく「茎」
茎の部分が主な可食部にあたる茎菜類のたけのこは、根っこではなく茎が食べる部分です。土の中で成長した部分が出てくるたけのこを見ると、根菜に思えてきます。しかし、根菜は土壌にある根や地下茎の部分を食用にするため、たけのこは根菜ではありません。
たけのこ以外に茎を食べる野菜はある?普段食べている野菜はどの部分なの?
たけのこは茎を食べる野菜ですが、他に茎を食べる野菜はあるのでしょうか。ここでは、たけのこの他に茎を食べる野菜の紹介と、普段食べている野菜はどの部分にあたるのかについて解説します。
茎を食べる野菜
たけのこのように茎を食べる茎菜類には、以下のような野菜が挙げられます。
・ふき
・アスパラガス
・じゃがいも
・里芋
・れんこん
ふきやアスパラガスは、たけのこと同じ地上に伸びている茎の部分を食べる野菜です。一方、地中の茎が食べる部分になる野菜もあり、じゃがいもや里芋といったものが代表として挙げられます。じゃがいもは根と考えられそうですが、茎の先端が大きくなったものがじゃがいもになるため、根ではありません。
根を食べる野菜
肥大化した根の部分を食べる根菜類には、次のような野菜があります。
・かぶ
・人参
・さつまいも
・大根
・ごぼう
人参や大根は代表的な根菜類として分かりやすい例ですが、さつまいもとじゃがいものように、食べる部分が異なる野菜もあります。茎の先端が大きくなった部分を食べるのがじゃがいもで、根が太くなって肥大化したものがさつまいもです。
食べる部分が茎か根で分かりにくいときは、主根に連なって生える側根があるかで識別できます。表面に側根があるかぶやごぼうは根菜類で、じゃがいもは表面に側根がないため茎を食べる茎菜類です。
葉を食べる野菜
葉を食べる葉菜類の代表的なものは、以下のような野菜があります。
・玉ねぎ
・キャベツ
・小松菜
・レタス
・ほうれん草
葉菜類は大きく2種類に分けられ、キャベツやレタスのように丸く固まった形と、小松菜やほうれん草のような葉が広がるものがあります。また、私達が普段食べている玉ねぎは葉に相当する部分です。玉ねぎの球体と根の間には短い茎があり、葉の付け根が肥大したものが玉ねぎの可食部にあたります。