牛タンはレア・生焼けでも大丈夫?赤い・刺身は禁止? 食中毒を防ぐ方法も紹介!

牛タンは生焼け・レアでも大丈夫なのでしょうか?中が赤いと食中毒が心配ですよね。今回は、牛タンの生焼け・レアが<下痢・腹痛>などの食中毒症状を引き起こす可能性はあるのかや、刺身が禁止されていない理由について紹介します。牛タンによる食中毒を避ける焼き加減のポイントや、食中毒の疑いがある場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 牛タンは生焼け・レアでも大丈夫なの…?
  2. 牛タンは生焼けで赤い・レアでも大丈夫?食中毒の危険性は?
  3. 一般的に牛タンは生焼け・レアでも食中毒の可能性は低いと言われている
  4. ただし牛タンは中まで火を通すことが推奨されている
  5. 牛タンを安全に食べる焼き方を知っておこう
  6. 牛タンは刺身で食べられるの?禁止されていない?
  7. 牛タンは基準を満たしたものであれば刺身でも食べられる
  8. ただし牛タンを生で食べる場合は行政の許可を得た店舗のみにしよう
  9. 牛タンの生焼け・レアによる食中毒の症状は?対処はどうするべき?
  10. 牛タンの生焼け・レアによる食中毒症状
  11. 食中毒が疑われる場合は病院を受診しよう
  12. 牛タンの生焼け・レアは避けるのが無難

牛タンは生焼け・レアでも大丈夫なの…?

牛肉のステーキはレアで食べることができますが、牛タンも同じように半ナマでも問題はないのでしょうか。今回は、牛タンを生焼け・レアで食べられるのかどうかを紹介します。牛タンを刺身で食べたい場合の注意点についても、あわせて紹介します。

牛タンは生焼けで赤い・レアでも大丈夫?食中毒の危険性は?

牛タンが生焼けで赤い場合は、食中毒の危険性があるのでしょうか。まずは、生焼けの牛タンに食中毒のリスクがあるのかどうかを見ていきましょう。

一般的に牛タンは生焼け・レアでも食中毒の可能性は低いと言われている

一般的に、牛肉の筋肉部位には寄生虫が存在しないため、表面を加熱すれば生焼け・レアでも食中毒の可能性は低いと言われています。牛タンは筋肉ではなく内臓に当たる部位ですが、レバーのように中までは寄生虫が存在しないため、法律による生食の規制はありません。

ただし牛タンは中まで火を通すことが推奨されている

牛タンの生食は法律で禁止されていませんが、筋肉部位よりレアで食べるリスクが高いので、中まで火を通すことが推奨されています。特に、家庭で牛タンを調理する際は細菌による食中毒の危険性が高いので、表面だけではなく内部まで火を通すと安全です。

牛タンを安全に食べる焼き方を知っておこう

牛タンを安全に食べるためには、以下の方法で調理しましょう。

①焼く前に牛タンを常温に戻す
②フライパンを強火で加熱する
③牛タンが重ならないように並べて焼く
④牛タンを裏返して1分以上焼く


牛タンは、焼く20~30分前に冷蔵庫から取り出して常温に戻すことで、内部まで火が通りやすくなります。フライパンは油の表面から軽く煙が立つ程度まで、強火で加熱しましょう。フライパンに重ならないように牛タンを広げて焼き、赤い汁が表面に浮いてきたら裏返します。裏側も1分以上かけて、しっかり火を通してください。

牛タンは刺身で食べられるの?禁止されていない?

牛タンを刺身で食べることは、法律上の問題はないのでしょうか。ここでは、牛タンを刺身で食べられるかどうかを紹介します。

牛タンは基準を満たしたものであれば刺身でも食べられる

牛タンや牛肉は、加熱殺菌してから肉の表面を削いで提供するなど、基準を満たしたものであれば生食が可能です。また、サルモネラ菌や腸管出血性大腸菌のような食中毒を引き起こす細菌の検査を行い、陰性であることが証明された牛タンも刺身として食べることができます。(※1、2)

ただし牛タンを生で食べる場合は行政の許可を得た店舗のみにしよう

牛タンを生で食べる場合は、規格基準を満たして許可を得た店舗を選ぶことが大切です。メニューや商品に、生食用であること・食中毒を起こす細菌が付着している可能性があることなどの表示がされている場合は、基準を満たした店舗だと判断できます。

なお、同じ内臓肉でもレバーは生食での提供が禁止されています。レバーの刺身を提供している店舗は、行政の許可なく独自の判断で行っているため、牛タンの生食も避けた方が安全です。

牛タンの生焼け・レアによる食中毒の症状は?対処はどうするべき?

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