牛タンはレア・生焼けでも大丈夫?赤い・刺身は禁止? 食中毒を防ぐ方法も紹介!
牛タンは生焼け・レアでも大丈夫なのでしょうか?中が赤いと食中毒が心配ですよね。今回は、牛タンの生焼け・レアが<下痢・腹痛>などの食中毒症状を引き起こす可能性はあるのかや、刺身が禁止されていない理由について紹介します。牛タンによる食中毒を避ける焼き加減のポイントや、食中毒の疑いがある場合の対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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目次
生焼けの牛タンに細菌が付着していた場合は、どのような症状が起こるのでしょうか。ここでは、生焼け・レアの牛タンを食べて食中毒を起こした場合の症状・対処法を紹介します。
牛タンの生焼け・レアによる食中毒症状
生焼け・レアの牛タンによる食中毒は、以下のような症状を起こします。
・下痢
・腹痛
・嘔吐
・吐き気
・血便
牛タンには、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌などの細菌が付着している可能性があります。加熱不足でこれらの菌の殺菌ができなかった場合は、上記のような消化器系の症状が起こります。腸管出血性大腸菌による食中毒の場合は、血便が出ることも特徴です。(※3)
食中毒が疑われる場合は病院を受診しよう
下痢や腹痛などの食中毒症状がひどい場合は、脱水症状などを併発することがあるので病院を受診することをおすすめします。病院では、牛タンを生で食べてしまったことを伝えると、原因の特定や治療がスムーズに進むので必ず伝えましょう。
牛タンの生焼け・レアは避けるのが無難
牛肉は筋肉の部位であれば寄生虫は存在しませんが、牛タンは内臓肉に当たるため、生焼け・レアで食べるのは避けることが無難です。特に牛タンを家庭で調理する場合は、保存・調理中に細菌が付着しやすいので注意が必要です。牛タンは中まで十分に加熱し、細菌や寄生虫を殺滅して安全に食べましょう。