ウイスキーの賞味期限は?未開封・開封後で違う?劣化防止の保管方法を解説!

ウイスキーの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ウイスキーの賞味期限を〈未開封・開封後〉別に比較し、劣化を防ぐ正しい保管・保存方法を紹介します。〈コルクの劣化〉など長期保存での注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ウイスキーに賞味期限の記載がない…?
  2. ウイスキーの賞味期限の目安は?腐る?
  3. 未開封のウイスキーに賞味期限はない
  4. 古いウイスキーでも未開封であれば問題ない
  5. 開封後の賞味期限は半年~1年程度
  6. ウイスキーの正しい保管・保存方法は?
  7. ①光を避ける
  8. ②冷蔵庫を避けて常温で保存する
  9. ③空気(酸素)に極力触れさせない
  10. ④しっかり栓を閉めて密閉する
  11. ⑤小瓶に移し変える
  12. ⑥家電のそばに置かない
  13. ウイスキー(未開封)の長期間保管での注意点は?
  14. ①コルクの劣化
  15. ②瓶詰め後に熟成はしない
  16. ウイスキーを正しく保存しよう

ウイスキーはアルコール度数が高いため、ワインなどのお酒と比べると速度は遅いものの、空気に触れるとそこから酸化してしまいます。このウイスキーと空気が触れることを軽減する効果があるのが、不活性ガスを用いた保存方法、プライベート・プリザーブです。

飲み残しのウイスキーの瓶内にガスを注入すると、表面にガスの層を作って酸素との接触を減らすため、酸化を防ぎます。プライベート・プリザーブを使うのと使わないのでは、香りの劣化速度が全く異なるため、ウイスキーの香味にこだわりのある方は一度試してみてください。詳細な方法は、上記動画で解説されています。

④しっかり栓を閉めて密閉する

ウイスキーの開栓後は、キャップの隙間から空気に触れたり、アルコールが抜けたりしてしまいます。その対策に最適なのが、パラフィルムと呼ばれる伸縮性と粘着性を併せ持つフィルムを、キャップの隙間に巻き付ける方法です。元は実験や研究に使われていたものですが、現在では多くのバーなどで使われています。

パラフィルムは、ウイスキー特有の香りを楽しめる期間が格段に伸びるのでおすすめです。

⑤小瓶に移し変える

開栓後のウイスキーはいくら密閉しても、ボトルの中に酸素が存在するため、ボトル内で酸化が進行してしまいます。少々手間ですが、残り少ないウイスキーは小瓶に移し変えると良いでしょう。ボトル内の酸素が少なくなるので、酸化による劣化スピードを抑えるのに効果的です。

⑥家電のそばに置かない

テレビやパソコンなどの家電は、動いている時に熱を発し周囲の温度が上がるため、家電の近くは保存場所には適しません。同様に、エアコンの温風が直接当たる位置も避けるようにしましょう。キッチンも調理中は温度が上がりやすいため、保管場所とするには注意が必要です。

ウイスキー(未開封)の長期間保管での注意点は?

ウイスキーは長期保存が可能ですが、保存方法によっては香りや味が劣化してしまうため、保管時に注意しなければいけないことがいくつかあります。注意点と併せて対処法も紹介するので、参考にしてください。

①コルクの劣化

ウイスキーには、コルク栓が使われているものもあります。コルクは長期保存すると収縮してしまい、コルクとボトルの間に僅かな隙間ができたり、乾燥でひび割れたりする可能性があるため、長期間の保存には若干不向きです。

また、コルクとウイスキーが触れた状態で保管していると、ウイスキーにコルクの匂いが移ってしまうため、立てた状態で保管するようにしましょう。

②瓶詰め後に熟成はしない

ウイスキーの熟成は木製の樽で行われ、ボトルの中で熟成することはないと言われています。このように瓶での熟成はできませんが、自宅で気軽にウイスキーを熟成できるミニ樽が販売されているので興味のある方はそちらを試してみてください。

ウイスキーを正しく保存しよう

ウイスキーは適切に保存すれば、時間が経っても美味しく飲めるお酒です。また、ウイスキーはコレクターがいるため、保存状態の良い年代物は高値で取引されることもあります。ぜひ本記事の保管方法を参考にして、ウイスキーを楽しんでください。

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