ウイスキーの賞味期限は?未開封・開封後で違う?劣化防止の保管方法を解説!
ウイスキーの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、ウイスキーの賞味期限を〈未開封・開封後〉別に比較し、劣化を防ぐ正しい保管・保存方法を紹介します。〈コルクの劣化〉など長期保存での注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
ウイスキーに賞味期限の記載がない…?
ウイスキーのボトルには賞味期限の記載がありません。昨今のハイボールブームで、自宅用に購入を検討している人もいるでしょう。賞味期限の記載がないので、いつまでも飲める気もしますが、実際に美味しく飲める期間はどれ位なのでしょうか。
ウイスキーの賞味期限の目安は?腐る?
ウイスキーは長期保存できるお酒ですが、実際どの位の期間を目安に飲み切れば良いのでしょうか。未開封、開封後、それぞれ美味しく飲める期間、さらにウイスキーは腐ることがあるのかを解説します。
未開封のウイスキーに賞味期限はない
アルコール度数が40~43度と高く、雑菌が繁殖して腐ることがないため、ウイスキーには賞味期限が設定されていません。賞味期限は、食品表示法で記載が義務づけられていますが、ウイスキーのように長期保存が可能なものは、賞味期限を省略して問題ないとされています。(※1)
ただし、味と香りが最高潮のタイミングでウイスキーを瓶詰めしているため、長期保管で風味の変化を楽しむ場合を除き、早めに開封して飲むことをおすすめします。
古いウイスキーでも未開封であれば問題ない
ウイスキーは未開封の場合古くても問題なく飲めますが、保存状態により味や香りは本来の物と変わっている場合があります。基本的には問題なく飲めることがほとんどですが、香りや色に問題ないかを確認し、味見をした上で飲み始めましょう。
開封後の賞味期限は半年~1年程度
開封後のウイスキーは、保存状態によって美味しく飲める期間は違ってきますが、おおよそ開栓後半年~1年程なので注意しましょう。また、ウイスキーは日本酒やワインと比べて、香りや風味が劣化するスピードは遅い方ですが、開栓した瞬間からアルコールは飛んでいきます。
ウイスキーに賞味期限の記載はありませんが、香りや風味は少しずつ落ちていくので、出来るだけ早く飲み切ることをおすすめします。
ウイスキーの正しい保管・保存方法は?
ウイスキーはアルコール度数が高いため腐る心配はありませんが、保管状態によって味や香りの劣化スピードが変わります。ここでは、美味しいウイスキーを維持するための正しい保管・保存方法を6つ紹介します。未開栓、開封後どちらも保管方法は重要なので、ぜひ参考にしてください。
①光を避ける
ウイスキーは光が当たるとボトル内の液体が化学反応を起こす可能性があり、本来の味と香りが損なわれかねません。そのため保管時は、光が当たらないよう新聞紙などに巻いて保管するのも良いですし、箱入りの場合は箱から出さずにそのまま保存するのがおすすめです。
②冷蔵庫を避けて常温で保存する
開栓後のウイスキーは、食品と一緒に冷蔵庫に保管すると他の食品から臭い移りの恐れがあり、せっかくのウイスキー特有の香りが失われてしまうため、冷蔵庫保存は避けた方が良いでしょう。適切な保管温度は10~15℃のためワインセラーがおすすめですが、ない場合は常温でなるべく涼しい場所に保管しましょう。