溶けたチョコは食べれる?食中毒に?冷蔵庫で復活するかや腐るかも紹介!
溶けたチョコは食べれるのでしょうか?食中毒・腹痛や腐るのか心配ですよね。今回は、溶けたチョコは食べれるのかや、冷蔵庫で復活するのかを紹介します。溶けたチョコのリメイクレシピ・活用方法や、一度溶けたチョコが溶けない原因・対処法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- チョコが溶けてしまった…
- 溶けたチョコで食中毒に?食べれるの?
- 溶けたチョコは基本的に食べて問題ない
- 溶けたチョコは風味が落ちることも知っておこう
- 溶けたチョコが腐る可能性はある?食べてはいけない状態は?
- 溶けたチョコが腐ることは基本的にない
- 溶けたチョコで腹痛になる原因は他にある可能性が高い
- ただし生チョコは腐ることがあるので注意
- 溶けたチョコは冷蔵庫で復活する?
- 溶けたチョコを冷蔵庫に入れただけでは復活しない
- 溶けたチョコを冷蔵庫に入れると白くなることがある
- 白くなったチョコはテンパリングで復活可能
- 溶けたチョコのリメイクレシピ・活用方法を紹介!
- ①簡単チョコフォンデュ
- ②ホットチョコレートミルク
- ③レンジで簡単!パンに塗るチョコクリーム
- 一度溶けたチョコは溶けない?溶かすには?
- 一度溶けたチョコは分離しやすい
- 一度溶けたチョコを溶かす方法
- 溶けたチョコを美味しく食べる方法を知ろう
チョコが溶けてしまった…
暑い季節に常温で保存していたチョコが溶けてしまったり、店で購入したチョコが帰宅するまでに溶けることがありますが、溶けたチョコはどのように扱えば良いのでしょうか。ここでは溶けたチョコを美味しく食べる方法やおすすめの活用レシピなどを紹介するので、参考にしてください。
溶けたチョコで食中毒に?食べれるの?
溶けてしまったチョコは、そのまま食べても良いものなのでしょうか。また溶けたチョコを食べて、食中毒になることがあるのかも気になります。ここでは溶けたチョコが食べられるのかや風味についてなどを紹介するので、参考にしてください。
溶けたチョコは基本的に食べて問題ない
溶けたチョコレートは、そのまま食べても健康の上で問題や害はないとされています。市販のキットカットが溶けて変形したり、ポッキーがくっついて固まってしまったり、アルフォートのチョコの表面が白くなったという話も耳にします。チョコの見た目が変わってしまうことがありますが、溶けたチョコを食べること自体に問題はないようです。
溶けたチョコは風味が落ちることも知っておこう
溶けてしまったチョコは食べることは可能ですが、溶ける前よりも劣化してまずい風味になってしまいます。風味や見た目の点で、チョコは可能な限り溶かさないように保存するのがおすすめです。生チョコやトリュフを手作りする場合は、生クリームの量を少し減らして固めのチョコに作ることで溶けにくくなります。
溶けたチョコが腐る可能性はある?食べてはいけない状態は?
溶けたチョコが腐ってしまう可能性はあるのか、チョコを食べてはいけない状態とはどんなものなのかも気になります。ここでは溶けたチョコの腐る可能性について、健康への影響などとともに紹介します。
溶けたチョコが腐ることは基本的にない
水分がほとんど含まれていないチョコは、カビや傷みなどの原因となる菌や微生物の発生や活性が起こりにくいといわれています。そのため賞味期限の切れたものや溶けて劣化したチョコも、基本的には腐ることはないと考えられています。
溶けたチョコで腹痛になる原因は他にある可能性が高い
チョコを食べて腹痛になった場合は溶けたチョコが原因ではなく、大量に食べてしまったことからチョコレート中毒が起きた可能性があります。また生理中にチョコを食べ過ぎると、生理にまつわる様々な不快症状を悪化させるおそれがあるので注意が必要です。
ただし生チョコは腐ることがあるので注意
チョコが腐ることは滅多にありませんが、生チョコには生クリームが使用されていて腐ることがあるので、賞味期限内に食べ切ることをおすすめします。生チョコの賞味期限は2週間くらいで冷蔵保存が基本とされていますが、冷凍保存にすると1ヶ月から半年くらい保存が可能になります。
溶けたチョコは冷蔵庫で復活する?
溶けて劣化してしまったチョコは、冷蔵庫に入れて冷やすと復活するのでしょうか。ここでは溶けたチョコを冷蔵庫に入れたらどうなるのかについて紹介するので、参考にしてください。
溶けたチョコを冷蔵庫に入れただけでは復活しない
溶けたチョコは冷蔵庫に入れたら再び固まりますが、味などの品質は劣化したままになりがちです。溶けて劣化したチョコを完全にもとの状態に復活させるのは難しく、一度溶けたものを冷やすといびつな形になったりもします。
溶けたチョコを冷蔵庫に入れると白くなることがある
溶けたチョコを冷蔵庫に入れると白くなることがあり、ブルーム現象といわれています。ブルーム現象にはファットブルームとシュガーブルームがあり、ファットブルームはチョコが固まる時の時間のかかり過ぎによりチョコが白い粉をふいたような状態になります。シュガーブルームは急激な温度変化によって、チョコの表面に小さな白い斑点が付いた状態です。
白くなったチョコはテンパリングで復活可能
見た目が白い状態になったチョコは、テンパリングすることでツヤのあるチョコに復活が可能です。テンパリングの方法・手順やポイントを以下に紹介するので、参考にしてください。
【方法・手順】
1.チョコを包丁で刻んで耐熱のボウルに入れる
2.600Wの電子レンジで1分加熱する
3.ゴムべらでチョコを底からよく混ぜる
4.電子レンジで再び30秒加熱する
5.チョコがなめらかに溶けるまで3~4を繰り返す
6.金属ボウルにチョコの3分の2を入れる
7.水を張ったボウルを重ねてゴムべらで撹拌し、チョコの温度を27℃くらいまで下げる
8.残しておいた3分の1のチョコを加え、27℃くらいになるまで撹拌する
チョコを電子レンジで溶かす時には数回に分けて加熱するのがポイントで、チョコを混ぜる時はボウルの底から混ぜ返すとムラなく溶かせます。テンパリングの作業は、29~32℃くらいの範囲内で行うことをおすすめします。
溶けたチョコのリメイクレシピ・活用方法を紹介!
ここでは、溶けてしまったチョコのリメイクレシピやチョコの活用方法を紹介します。電子レンジで簡単に出来るものも紹介するので、参考にしてください。
①簡単チョコフォンデュ
子どものおやつやおもてなしのお菓子としても人気のチョコフォンデュは、鍋で温めてもレンジ加熱でも簡単に作れます。大人向けにはお酒を少し加えるのもおすすめで、具材はパンやマシュマロやフルーツなどお好みのもので楽しめます。
②ホットチョコレートミルク
寒い季節にもおすすめの体が温まるホットチョコレートのレシピで、牛乳とチョコレートで手軽に作れます。温めた牛乳にチョコレートを入れて溶かしたら出来上がりで、チョコの量はお好みで調節してください。
③レンジで簡単!パンに塗るチョコクリーム
パンに合う美味しいチョコクリームで、耐熱容器に割ったチョコと牛乳とマーガリンを入れて、電子レンジで加熱したら簡単に完成します。チョコクリームを余熱で溶かすのがポイントで、子どもの朝ごはんやおやつのパンに塗ったりと重宝します。
一度溶けたチョコは溶けない?溶かすには?
一度溶けたチョコは、滑らかな状態に溶かすことは出来るのか、また溶かす方法も気になります。ここでは一度溶けたチョコを溶かす方法を紹介するので、参考にしてください。
一度溶けたチョコは分離しやすい
一度溶けてしまったチョコは分離しやすく、油分が出てくることが原因でチョコと油が分かれてしまいます。分離したチョコはツヤがなく油分が白く固まるファットブルームが起きたり、風味が落ちてボソボソとした食感になります。
一度溶けたチョコを溶かす方法
一度溶けたチョコを溶かすには湯煎でサラサラの状態に戻すことがおすすめで、湯煎して冷ます作業を何度か繰り返すとチョコが乳化して滑らかになることがあります。冷ますときはゴムべらで混ぜながら冷水に当てたり、室温でゆっくり冷ますようにしましょう。
(*チョコレートが分離する原因について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)
溶けたチョコを美味しく食べる方法を知ろう
溶けたチョコには、なめらかで美味しい状態に復活させる方法やおすすめの簡単レシピなどがあります。チョコは繊細なので、気温の高い時期にチョコを買いに行く時は保冷バックを持参するなど、チョコが溶けない対策をするのもおすすめです。紹介したおすすめのレシピなどを参考に、溶けたチョコを美味しく食べてみてください。