鶏皮を茹でるメリットは?カロリーが減る?栄養・コラーゲンについても紹介!
鶏皮を茹でるメリットを知っていますか?カロリー・栄養に影響はあるのでしょうか?今回は、鶏皮を茹でる<カロリーオフ>などのメリットや、<コラーゲン・栄養が減る>などのデメリットを紹介します。鶏皮を茹でる際の茹で時間なども紹介するので参考にしてみてくださいね。
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鶏皮を茹でるメリットは?カロリーは減る?
鶏皮は茹でたり揚げたりとさまざまな料理に使われていますが、鶏皮を茹でるとどのようなメリットがあるのでしょうか。また、気になるカロリーは減るのかも気になります。ここでは、鶏皮を茹でるメリットやカロリーは減るのかどうなのかについて紹介します。
①カロリー・脂質が減る
鶏皮(100g) | カロリー |
そのままの鶏皮 | 約500kcal |
茹でた鶏皮 | 約350kcal |
鶏皮は、そのままの状態よりも茹でることでカロリーが低くなっていることがわかります。茹でることにより、何も調理されていない鶏皮に比べて脂質も減ります。茹でることでカロリーオフになり、カロリーや脂質が気になる人も食べやすいです。
②臭み・油分が減る
鶏皮を茹でることによって、臭みや余計な油分を減らすことができます。鍋で鶏皮を茹でた後に湯引きをし、苦みや油分が減った鶏皮はそのまま調理をして違う料理に、鍋に落ちた鶏皮の脂はそのまま鶏皮スープに活用できます。
③下味をつけられる
鶏皮を茹でると下味をつけやすくなり、いろいろな料理にすることができます。下味をつけることにより余計な臭みも抑えられて食べやすいです。下味をつけて冷凍することもできるので、時間がない日もすぐに料理ができて美味しく食べることができます。
鶏皮を茹でるデメリットは?コラーゲンなど栄養はなくなる?
鶏皮を茹でるデメリットはあるのでしょうか。鶏皮にはさまざまな栄養が入っていますが、コラーゲンなどの栄養はなくなるのではと考える人もいるでしょう。ここでは、鶏皮を茹でることによるデメリットやコラーゲンなどの栄養はなくなるのかどうかについて紹介します。
鶏皮を茹でると水溶性の栄養素が溶け出す
鶏皮はさまざまな栄養素が入っていますが、茹でると栄養素が溶け出してしまいます。茹でると溶け出す水溶性の栄養素は、以下のとおりです。
・コラーゲン
・タンパク質
・ナイアシン
・不飽和脂肪酸
・カルノシン・アンセリン
鶏皮には健康や美容を保つコラーゲン、筋肉に必要なたんぱく質、血行を良くするナイアシン、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸が含まれています。その他にも疲労回復に良いカルノシン・アンセリンなどの栄養素が入っていますが、茹でると溶け出します。
鶏皮を茹でる時は茹で汁も有効活用しよう
鶏皮を茹でた後は、残った茹で汁を有効活用できます。茹でることで浮いてきた油を少し取り、残りの茹で汁をスープとして使用できます。脂質も落とせて鶏皮の栄養素も摂ることができるので、料理の一品にぜひ取り入れてみてください。
鶏皮を茹でる時間・方法は?
鶏皮を茹でる調理をする時には、どのような材料でどれくらいの時間茹でればよいのでしょうか。ここでは、鶏皮を茹でる時間や方法はどうするのか紹介します。
材料
・まな板
・包丁
・ボール
・鍋
・ザル
・鶏皮:2枚
・水:500CC
・塩:ひとつまみ
・酒:小さじ1
作り方・手順
鶏の茹で方は、以下の手順で行います。
1、鶏皮の下処理をする
2、鍋に水を入れ沸騰したら鶏皮を入れる
3、鶏皮を入れて時間は5分ほど茹でる
4、ザルに移し替えて冷水に取る
鶏皮を下処理した後は、中分で余分な脂やアクを取り除きながら茹でます。脂の旨味を感じて食べたい場合は3~5分、カロリーオフしたい場合は15分茹でるのがコツです。茹でた鶏皮を取り出す目安は、鶏皮が丸まり弾力が出たタイミングです。茹でた鶏皮を冷水に取った後は、キッチンペーパーなどで水気を拭き取りましょう。
鶏皮を茹でるときに気を付けるポイントは?
鶏皮を茹でる調理をする際に、茹でる前と茹でた後に鶏皮にひと工夫をするかどうかで、味わいが変わります。ここでは、鶏皮の下ごしらえや下処理、茹でる際に気を付けるポイントを紹介します。
①鶏皮についている羽毛を取り除く
はじめに、鶏皮についている羽毛を取り除いてください。表面に羽毛がついていることがあり、小さい子供はこの羽毛がきっかけで鶏皮を食べれなくなってしまうことがあります。羽毛がついていたら、指で簡単にとることができます。鶏皮の調理前に、目で見て確認して取り除きましょう。
②鶏皮についている黄色っぽい脂肪を取り除く
鶏皮についている黄色っぽい脂肪は取り除いてください。この部分を取り除けば臭みや余分な脂肪を減らせます。黄色い脂肪のかたまりを手でつまみながら、包丁でそぐようにして切れば簡単に取り除くことができます。
③鶏皮を塩と酒でしっかり揉み込む
鶏皮を塩と酒でしっかり揉み込み、30分ほど漬け込みます。その後揉み洗いを行い余分な水気やヌメリを取り除くことで、臭みをとることができます。この下ごしらえをするかしないかで茹でた後の感触や臭みが変わるので、忘れずに行ってください。
④鶏皮をあまり長く茹ですぎない
鶏皮を美味しく食べたい場合は、あまり長く茹ですぎないでください。長く茹ですぎてしまうと臭みや油分だけではなく、凝縮されている旨味も抜けてしまい、弾力が出過ぎて食べづらくなってしまいます。美味しく食べるための茹で時間の目安は、3分~5分程度です。
鶏皮を茹でるおすすめ人気レシピ3選!
鶏皮は茹でることにより臭みや油分が減って、カロリーオフした料理を楽しめます。鶏皮を下茹でしてから揚げるレシピもあります。ここからは、鶏皮を茹でるおすすめレシピを紹介するのでぜひ真似して作ってみてください。
①鶏皮のポン酢和え
鶏皮を茹でてから炒めることで、脂が抜けてヘルシーに食べれます。味つけはポン酢のみなので、調味料もたくさん使うことなく簡単にできます。痺れる実山椒が合いますが、なければもみじおろしや七味を添えても美味しいです。
②鶏皮のゆで汁スープ
鶏皮などの余った茹で汁や余った野菜を捨てずに有効活用し、スープにした料理です。鶏皮を茹でてしみ出る油が、スープにコクを出して美味しく仕上がります。さっぱり系のおかずが並ぶ時に最適なレシピです。
③鶏皮のパリ揚げ
鶏皮を美味しく揚げるために下茹でしてから揚げます。鶏皮は揚げると縮むので、大きめに切るのがコツです。辛子マヨネーズ、レモン果汁など好みのものをつけると美味しく食べれます。お酒との組み合わせが最適なおかずです。
鶏皮を茹でてヘルシーに食べよう
鶏皮はカロリーや脂質が気になりますが、健康や美容を保つ大切な役割を担っている栄養素がたくさん含まれています。ぜひこの記事を参考に鶏皮を茹でて調理し、ヘルシーに美味しく食べましょう。