菜箸とは?普通の箸との違いは?意味・由来や正しい読み方も紹介!
菜箸とはどんな箸か知っていますか?意味・由来は何なのでしょうか?今回は、菜箸の特徴や、普通の箸との違いを紹介します。普通の箸と同じように菜箸も色々な種類があります。菜箸のおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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菜箸とは?箸との違いは?
箸は、日本の食卓には欠かせない食器のひとつです。その中でも、菜箸とは何かについて紹介します。通常の箸との違いや、その名前の意味や由来についても説明するので参考にしてみてください。
菜箸とは通常の箸より長い料理用の箸
菜箸とは、通常の箸より1.5から2倍ほど長さのある料理用の箸のことです。菜箸を使うことで火元から遠くなり、熱さや食材からの油跳ねを避けることができ、安心して調理が出来ます。また、菜箸は料理をすることが前提のため耐熱性が高く作られています。
菜箸に似た箸に盛り付け箸がある
菜箸に似た箸に、盛り付け箸があります。長さは菜箸とあまり変わりませんが、箸先が細いのでより綺麗に盛り付けられるだけでなく、お弁当を詰める時など細かい作業に向いています。金属製のものは、使用時に食器を傷つけないよう注意が必要です。
菜箸の意味・由来は?正しい読み方は?
文字を見て菜箸とは箸の一種であると想像がつきますが、正しくはなんと読むのでしょうか。菜箸の意味や由来、読み方についても説明します。
菜箸の「菜」はおかずを意味する
おかずのことを総菜ともいうように、菜箸の「菜」はおかずを意味しています。「おかず」という言葉は、数を取り揃えるという意味で作られた造語です。菜箸の名前は、魚や鳥に使用する箸を真魚箸(まなばし)と呼ぶのに対して、野菜類に使う箸を菜箸と呼んでいたことが由来だと言われています。
菜箸の読み方は「さいばし」
菜箸の正しい読み方は「さいばし」で、菜を「さい」と読みます。菜箸を数える際は、食事用の箸を数える際の「一膳」ではなく、器具や用具を数える際に使う一組、一揃い、一具のいずれかを使うようにしましょう。
菜箸には様々な種類がある?
菜箸にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは形状や素材の違いについて紹介します。手入れの方法や使い勝手も異なるので、参考にしてみてください。
①形状の違い
菜箸は様々な形状がありますが、用途にあったものを選ぶことをお勧めします。平均よりも長さのあるものを選ぶと、熱さや油はねを防ぐことができます。菜箸の先が細くなると細かな作業がしやすく、太いものは食材をつかむ面が広いので、柔らかいものをつかんでも崩れにくいのが特徴です。先端に溝がついているとつまみやすくなります。
②素材の違い
菜箸によく使われる素材は竹や木ですが、最近はシリコン製やナイロン製、ステンレス製の菜箸もあります。
竹や木製の菜箸は、種類が豊富で手ごろな値段で販売されています。シリコン製の菜箸は、先端が柔らかいので鍋などを傷つけることなく調理ができるのが特徴です。食洗器に対応している商品も多く、手入れをしやすいものが多いです。ステンレス製の菜箸は、錆びることなく使用できることや、匂い移りを心配しなくて良いというメリットがあります。
③トング型
トング型は、菜箸がうまく使えない人でも扱いやすいことが特徴です。トングの機能もあるので、菜箸では難しい重なったハムや、滑りやすい豆なども容易に掴むことが出来ます。また、普通の菜箸とは異なりもう一本を探す手間がありません。
菜箸のおすすめ商品3選!
菜箸は、スーパーだけでなく100均でも購入できる調理道具ということもあり、材質だけでなく機能面も様々で種類も豊富です。ここでは、おすすめの菜箸についてそれぞれの特徴を紹介します。
①大内工芸 寿 菜箸(880円)
竹の中でも一番太い種類の孟宗竹を使用した菜箸です。持ち手は太めですが、先端は細く角ばっているので、食材を面と角の部分でしっかりとつかむことが出来ます。作業工程にこだわった、一つ一つ手づくりのシンプルな菜箸です。
②すべらずつかめる シリコーン菜ばし(748円)
本体はナイロン、先端がシリコン製の菜箸で、100%シリコン製の菜箸よりも軽いのが特徴です。鍋にあたる部分はシリコン製なので、鍋やフライパンを傷をつけずに調理ができ、食洗器対応なので手入れも簡単です。
③cho-monoはしトング30cm(1,705円)
こちらのシリコン製のトング型菜箸は、箸使いに自信のない人でもトングのように扱えるので、食材をつかみ損ねることが無くなります。また、複数の菜箸を使っていると起こりがちな、使いたい時に片方が見つからず他の箸で代用するということもありません。
菜箸とは料理用の長い箸のこと
菜箸とは、普通の箸に比べて長さのある料理用の箸のことです。通常の箸とは違って料理を作ることに適した形状、素材で作られています。通販では店舗以上に目的に応じた商品が数多く販売されているので、菜箸を選ぶ際の参考にしてみてください。