カルビは牛のどこの部位?ハラミとの違いは?味・食感など特徴や食べ方など紹介!
カルビは牛肉のどこの部位か知っていますか?実はカルビは、牛の1ヶ所だけをさすわけではありません。今回は、カルビをさらに分類した時の部位や味・食感など特徴を紹介します。特上と普通の違いや、カルビの美味しい食べ方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ミスジとは、肩バラの中でも腕の上部にあたる牛肉をさします。柔らかな肉質でサシも入っていますが、あっさりとした味わいを愉しむ事が出来ます。カルビとローズの中間といった具合で、脂っこいカルビが苦手な人におすすめの部位となっています。
③カイノミ
カイノミはカルビの中でもトモバラに分類される牛肉で、希少な部位の一つです。ロースと同じくらいサシが入っているので、脂の甘みを存分に堪能できます。脂が濃厚であってもくどさを感じない部位でもあり、切り出された形が貝に似ていることから、この名称で呼ばれています。
④中落ちカルビ
中落ちカルビはゲタあるいはゲタカルビと呼ばれることもある、牛の肋骨と肋骨の間にある肉のことです。脂がたっぷりで赤身と層になっている部位のため、牛の質によって差が出やすい部位ですが、肉の旨味を存分に味わうことができます。カルビと聞いて連想されるのは、中落ちカルビであることが多いです。
⑤トモバラ
トモバラはカルビの中で最も一般的な部位で、ササバラや中落カルビ、ゲタなどが含まれます。ササバラは牛のももの付け根側にある部位で、赤身に適度なサシが入っているのが特徴です。中落カルビは肋骨と肋骨の間にある部位をさし、若干脂が多めで牛肉によって味の違いが明確になる部分でもあります。
普通のカルビと特上カルビの違いとは?
焼肉店に行くと、普通のカルビと特上カルビの両方がメニューにあるのが一般的です。メニューが分かれていると、部位が違うのではないかと考える人もいることでしょう。ここでは普通のカルビと特上カルビの違いについて、説明します。
分類する定義があるわけではない
普通のカルビと特上カルビを分類する明確な定義は、実はありません。お店ごとに独自に基準を設けて、普通と特上に分けているのが実情です。肩バラやザブトンなど牛肉の部位で分けているところもあれば、仕入れの価格で決めているところもあります。店頭や通信販売などで牛肉を購入する際には、注意が必要です。
カルビの美味しい食べ方・レシピ
カルビと言えば焼肉を連想する人が多いと思いますが、材料として料理に使っても美味しく食べられます。ここでは、カルビの美味しい食べ方の例を紹介します。
①焼肉
カルビの美味しさをシンプルに味わいたいなら、やはり焼肉がおすすめです。フライパンやホットプレート、網焼きグリルなど、好みに合わせて焼き方を変えることで、脂を落とした調理も可能です。塩でもタレでも美味しく愉しめるので、好きな味を楽しみましょう。