ズッキーニに黄色がある?味などの緑色との違いや出回っていない理由を紹介!
【野菜ソムリエ監修】黄色のズッキーニがあると知っていますか?今回はズッキーニの黄色と緑色での<味・食感>の違いや、スーパーで売られていない理由を紹介します。黄色のズッキーニを使った美味しいレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
なぜ緑色のズッキーニは山盛りになって置かれているのに、黄色のズッキーニはスーパーには置いていないのでしょうか。それには以下の理由がありました。
■黄色のズッキーニは緑色と比べて生育が遅い
■皮が柔らかいので少しの衝撃でも傷つきやすい
■綺麗な黄色にするのが難しく、緑色が混ざってしまう
黄色いズッキーニはスーパーなど大型量販店では見かけることがありません。見たことがあるならば、農家が直接野菜を持ち込む直売所ではないでしょうか。黄色のズッキーニは、栽培に手間がかかりそれが価格にも反映してしまうため、あまり一般流通には乗らない珍しい野菜だったのです。直売所などで見かけたら、ぜひ食べてみましょう。
黄色のズッキーニを使ったレシピ
色が綺麗で見栄えが良い黄色ズッキーニを使った、ビタミンカラーたっぷりのおすすめレシピを紹介します。
イエローズッキーニのサラダ
あっさりをした味わいの黄色ズッキーニの個性を活かすことのできるサラダです。ただ、黄色ズッキーニだけではサッパリしすぎるので、強い旨味を持つしらすと一緒に食べれば栄養面や満足感がアップします。また見た目も爽やかで食欲をそそります。
豚肉とイエローズッキーニの甘辛炒め
ズッキーニに含まれるβカロテンは油に溶ける脂溶性なので、油脂を使うレシピにすることで、成分が吸収されやすくなります。豚肉に多く含まれるビタミンB1は、疲労回復ビタミンとも呼ばれ、糖質の代謝を促進して体に溜まった疲労を取り除いてくれる働きがあるので、疲労感が溜まる夏にも適したおかずです。
定番のラタトゥイユ
フランス料理であるラタトゥイユは油調理の代表的な料理です。野菜の栄養を捨てることなく全部食べられます。色んな夏野菜を入れると栄養満点で目にも美味しいので、来客時のおもてなし料理にも向いています。
黄色のズッキーニを食べてみよう
黄色のズッキーニは緑色のズッキーニと比べて簡単に手に入りにくいですが、味にクセがなく調理もしやすいので和洋中、何にでも合う優秀な野菜です。生食にも向いているので食欲がない時などはサっと切ってサラダにしても良いですね。栄養いっぱいの黄色いズッキーニを食べて暑い夏を乗り切りましょう。