ギアラとは牛のどこの部位?味・食感など特徴は?焼き方やレシピを紹介!
ギアラの部位をどこか知っていますか?ギアラは焼肉店などでは良く見かける部位の一つです。今回は、ギアラは牛のどこの部位かや、味・食感や食べ方のおすすめを紹介します。ギアラの下処理の方法やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ギアラは、赤センマイとも呼ばれる牛の胃の一部だということが分かりましたが、実際にはどのような味や食感をしているのでしょうか。ここでは、ギアラの味や食感のほか、焼き方のおすすめなどを紹介します。
ギアラの味・食感や焼き方のおすすめ【口コミ】
ギアラは、牛の第一胃から第三胃までに比べると濃厚な味をしており、脂がのって甘みがあるのが特徴です。第一胃から第三胃までにはホルモン独特の臭いがある場合がありますが、ギアラには臭みが少ない傾向にあります。また、歯ごたえはあるものの肉に近い食感なので、ホルモンが苦手な方でも比較的食べやすい部位です。
ギアラの中でも第四胃の上部にあたる「ギアラ芯」は肉厚で脂が多く、ホルモンメニューの中でも人気があります。ギアラの焼き方としては、しっかり焼いて脂を落として食べると美味しいでしょう。
Twitterの口コミ
ギアラ(芯)
第四の胃袋ギアラ。
ホルモンの中では
柔らかく食べやすい。
また、脂身が多く濃厚な味わい♥️
ずっと見ていられる😘
https://youtu.be/YTRATVysmxQ
Twitterの口コミ
肉屋の息子の俺が言うんだから間違いないと思ってほしいんだけど、ギアラって部位が一番うまいから食ってみろって
嘘だと思ってんだろ?
いやまあ確かに肉屋の息子は嘘だけどギアラはほんとに旨い
ギアラのカロリー・脂質
カロリー | 脂質 | |
ギアラ | 329kcal | 30g |
ミノ | 182kcal | 8.4g |
ハチノス | 200kcal | 15.7g |
センマイ | 62kcal | 1.3g |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上の表は、牛の第一胃から第三胃にあたるミノ・ハチノス・センマイと、第四胃に当たるギアラのカロリーと脂質を比較したものです。ギアラは他の部位に比べると脂質量が多いため、カロリーが高めとなっています。中でも第三胃に当たるセンマイと比較すると、カロリーは5倍以上にものぼるため、ダイエット中はギアラの食べ過ぎには注意が必要です。
ギアラは牛一頭からそんなにとれない
牛の1頭からとれる可食部位は300kg前後とされていますが、第四胃にあたるギアラはそのうちの1kg程度でしかありません。牛の胃の約80%は第一胃であるミノに占められており、ギアラは胃の7%程度にしか相当しないことから、胃の中でも非常に希少な部位だということが分かります。そのため、店によってはギアラの取り扱いがない場合もあるでしょう。
ギアラの下処理の方法
ギアラを自宅で食べる場合は、以下の手順で下処理を行います。
【手順】
①流水で丁寧に洗い流す
②適当な大きさに切り分ける
新鮮なギアラが手に入った際は、流水で軽く揉み洗いしてぬめりを取り除く程度で、十分に美味しく食べることができます。ただし、白い皮の部分は焼いたときに固くなって食べづらくなる場合があるので、包丁で切れ目を入れておくのがおすすめです。
なお、ギアラは新鮮でない場合には臭みを感じる場合があります。その場合には塩や小麦粉を揉みこみながら洗うか、流水で洗った後に30分程度牛乳に漬け込んでおくと臭みが取れるでしょう。煮込み料理や炒め物などに使う場合は、一度たっぷりのお湯で茹でこぼすのも臭みを取るのに効果的です。
ギアラを使ったレシピのおすすめ
濃厚な旨味を持つギアラは、焼肉だけでなく、野菜などと組み合わせたおかずとしても美味しく食べることができます。ここでは、ギアラを使ったレシピのおすすめを紹介するので、ギアラが手に入った時には是非試してみてください。
①ギアラのコチュジャン和え
茹でたギアラは、コチュジャンやごま油と組み合わせて韓国風の和え物にすると、お酒にもよく合う一品に仕上がります。好みで白ネギなどを添えても良いでしょう。