鶏肉を加熱しても赤い原因は?食べられる?生焼けとの見分け方など紹介!
鶏肉の中身が赤い場合があっても大丈夫なのでしょうか?今回は、鶏肉の中身が赤い・ピンク色の原因や食べても大丈夫なのかにくわえ、生焼けとの見分け方を紹介します。鶏肉の生焼けを防ぐ方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
鶏肉が生焼けの場合は食中毒の可能性もあり大変危険です。ここからは、鶏肉の生焼けを防ぐ調理のポイントを紹介します。
①常温に戻して調理する
鶏肉は香ばしく焼き上げるために強火で加熱することが多く、表面は焼けているのに中は火が通っていないといった場合もあります。鶏肉が冷たいと中心部が温まるまでに時間がかかってしまうので、調理する30分前に冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。
②切り方を工夫する
鶏肉の生焼けが心配な場合は、小さめの一口大にする、厚みを均等にするなど切り方を工夫すると、中心部まで火が通りやすくなります。鶏肉を大きいまま料理したい場合は、分厚いところに切り込みをいれると生焼けを防ぐことができるでしょう。
鶏肉でローストチキンを低温調理して作る方法
クリスマスに定番のローストチキンですが、調理段階では中まで火が通るか心配な場合もあります。低温でじっくり加熱するローストチキンの作り方を紹介するので参考にしてみてください。
材料
・丸鶏 1羽
・塩 大さじ2
・こしょう 適量
・すりおろしにんにく 大さじ2
・ハーブ類(ローズマリーなど) 適量
・オリーブオイル 適量
作り方・手順
ローストチキンを低温調理で作る手順は以下の通りです。
1、鶏肉をよく洗い水を拭き取った後、塩、こしょう、ハーブ、にんにくをすりこむ
2、冷蔵庫で一晩寝かす
3、調理する1時間前に鶏肉を冷蔵庫から取り出し、常温に戻しておく
4、鶏肉の足が開いてこないようにたこ糸でしばる
5、鶏肉をアルミホイルで包み、オーブン温度160度で1時間焼く
6、1時間後にアルミホイルを取り除き、オリーブオイルを薄く塗ってさらに160度で50分焼く
7、オーブンの温度を220度まで上げて20分焼く
詰め物なしのシンプルなローストチキンのレシピですが、野菜、ピラフ、レモンなどを鶏肉のお腹に詰めても良いでしょう。アルミホイルで包むので表面だけが焦げる心配がなく、時間をかけてゆっくり中心までしっかり火を通します。オーブンのトレイに水をはると、蒸し焼きになるので乾燥せず、より柔らかく仕上がります。
鶏肉が赤い場合は早めに食べよう
鶏肉の赤い色やピンク色が、脊髄液やミオグロビンの色素の場合は食べても問題ありません。ただし、生焼けの場合は食中毒の危険性があるので、鶏肉を調理する際は中心まで充分に加熱しましょう。また、ローストチキンなど大ぶりの鶏肉料理で残ってしまった場合、調理済の食品は日持ちしないので早めに食べ切るようにしてください。