シフォンケーキの保存方法や期間は?冷凍・冷蔵・常温で長持ちのコツを紹介!
シフォンケーキの正しい保存方法を知っていますか?常温でもよいのでしょうか?今回は、シフォンケーキを〈冷蔵・冷凍〉で保存する方法や日持ち期間のほか、解凍方法も紹介します。シフォンケーキの賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
冷凍保存は鮮度を保ったまま長期間保存できますが、解凍方法を失敗するとスポンジがベタつき美味しく食べることができません。
解凍のコツ
・常温解凍
・冷蔵庫で解凍
・電子レンジは使用不可
シフォンケーキは新しくラップをふわっと隙間ができるように付け直してから常温解凍すると、スポンジがふんわり美味しく解凍できます。湿度が高くなる梅雨〜夏の暑い時期は、食中毒の心配があるので冷蔵庫で解凍しましょう。
電子レンジを使用するとその性質上、スポンジがムラに解凍され風味が落ち美味しく食べることができません。解凍するときは急がずに、常温もしくは冷蔵庫でじっくりと解凍しましょう。
シフォンケーキを保存する際のポイントは?
シフォンケーキは冷蔵・冷凍をすることで常温より長く保存することができますが、保存方法のポイントを押さえると、よりスポンジを良い状態で維持することができます。
①果物入りや生クリーム付きのシフォンケーキは早めに食べ切る
水分が豊富に含まれている果物入りのシフォンケーキは、果物の水分でスポンジがベタつき美味しく保存ができません。また、生クリームは名前のとおり生ものなので、腐りやすいです。
果物入りや生クリーム付きは長期保存をせず、遅くても翌日までに食べ切りましょう。手作りの場合は果物と生クリームを食べる直前に添えるようにすると、冷蔵・冷凍で保存することができます。
②空気に触れる面を少なくする
シフォンケーキはスポンジが空気に触れることでパサつくので、カットする際はカット面を少なくしパサつきを予防しましょう。ハーフカットで冷蔵・冷凍保存すると、空気に触れる面を最小限に抑えられるのでおすすめです。
③粗熱がとれてからラップをする
手作りなど焼きたてのシフォンケーキにラップをすると、ラップ内に水滴が溜まりスポンジのベタつきや食中毒の危険性が高まります。保存の際は、粗熱がとれてからラップをしましょう。
④臭い移りを防ぐ
シフォンケーキなど小麦粉を使った食品は臭い移りがしやすいので、冷蔵・冷凍保存をするときはフリーザーバッグを使用しましょう。フリーザーバッグはラップだけでは防ぎきれない冷蔵庫の臭い移りを予防し、鮮度や風味を維持できます。
⑤急送冷凍を使う
冷凍保存に急速冷凍機能を使うと、シフォンケーキの風味が損なわれずスポンジのふんわりとしたやわらかさを維持できます。逆に、冷凍するまでに時間がかかりすぎるとスポンジの水分が抜けてパサつき風味が落ちやすくなるので、可能であれば急速冷凍を活用しましょう。
シフォンケーキの賞味期限が切れた時の見分け方は?
シフォンケーキの保存方法について紹介してきましたが、次は保存方法に失敗し賞味期限が切れると見た目などにどのような変化が起きるのかについて説明します。
賞味期限切れのシフォンケーキの特徴
シフォンケーキの賞味期限が切れると、見た目や臭いに変化が起こります。
・カビが生える
・納豆のような腐敗臭がする
・糸が引く
・冷凍焼けでパサつく
賞味期限が切れたシフォンケーキは、パンと同じようにカビが生えてきます。また、果物入りで水分を含んだスポンジだと腐り、納豆のような腐敗臭と糸が引きます。カビが生えたり腐ったシフォンケーキは食中毒の原因となるので、残念ですが食べずに破棄しましょう。
長期間冷凍保存をすると、冷凍焼けが起こりシフォンケーキがパサつき美味しく食べることができません。冷凍したからと油断はせず、遅くても1ヶ月以内に食べ切りましょう。