パクチーとカメムシの匂い成分は一緒!?臭いが無理な人は遺伝子が関係している?
【管理栄養士監修】パクチーは一時期人気ブームがありましたが、カメムシのような匂いがして無理と思う人も多いと思います。今回は、パクチーとカメムシの匂い成分から本当に同じ匂いがするのか検証します。パクチー臭と遺伝子の関係性も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 高岡由貴
Instagram Twitter 管理栄養士/日本抗加齢医学会所属。糖尿病専門の医療法人(4年)・食品メーカーの食育講師(2年)を経て、独立し3年目。現在は企業でダイエットカウンセリング、...
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管理栄養士/日本抗加齢医学会所属。糖尿病専門の医療法人(4年)・食品メーカーの食育講師(2年)を経て、独立し3年目。現在は企業でダイエットカウンセリング、コラム執筆&監修、レシピ提案、内科クリニックで栄養指導などをしています。プライベートは2歳男児の母です。
目次
最近は昆虫は最高の栄養食品としてTVなどで話題になっていますが、カメムシも同様に食用は可能です。同じにおい成分を持つパクチーとカメムシですが、カメムシはパクチーの代用にはなるのでしょうか?
東南アジアでは食べる文化もある
日本では昆虫を食べる文化は広まっていませんが、実際にベトナムやタイ、インドなどの東南アジアの地域では、カメムシを食べる文化があります。これらの東南アジアの国では、カメムシはほかの昆虫と同じように貴重なたんぱく源とされています。食べる時は生きたままお湯につけ臭いのもとを飛ばし、そのあとに油で揚げるなどの調理をします。
カメムシは臭いが特徴である虫なので、沸騰するぐらいの熱いお湯だと臭いの成分が出る前にカメムシが死んでしまい臭さを感じる原因となってしまいます。カメムシを調理する時の温度には注意が必要な様です。
パクチーを食べてみてはどうでしょう
パクチーとカメムシには科学的にも深い関係性があることが分かりました。パクチーには食中毒や二日酔いの防止や、消化を助ける効能もあります。パクチーを食べたことない人や、今はパクチーが苦手な方も、食べ方を工夫してパクチーの栄養を体に取り入れてみてはいかがでしょうか。
高岡由貴
管理栄養士
臭いが話題になりがちなパクチーですが、実は栄養学的に優れているんですよ!ぜひ工夫して食べてみてくださいね。