ベラ（キュウセン）の美味しい食べ方は？刺身が一番？捌き方や調理法のおすすめも紹介！
ベラ（キュウセン）の食べ方について知っていますか？刺身が一番なのでしょうか？一般的にあまり知られていないベラですが、実はとても美味しい魚です。今回はその旬の時期や味に加えて、家庭での食べ方や調理法を紹介します。ベラのさばき方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③塩焼きで食べる
シンプルな塩焼きは、ベラ本来の旨みをしっかり堪能できます。大きいオスのほうが美味しいとされており、塩焼きにする場合は少し天日干しにするなどして身を引き締めてから焼くのがおすすめです。
④煮物にして食べる
ベラは煮物にしても美味しく、広島ではベラを使った郷土料理であるぶて焼きとして楽しまれることがあります。ぶて焼きは砂糖醤油で甘辛くベラを煮込み、しっかりと味がついた後に炭火でさらに焼いて作ります。ベラは白身であっさりとした味わいのため、甘くなり過ぎることなく程よい味わいを楽しめるでしょう。
ベラのさばき方
ベラは他の魚と同様に三枚おろしでさばきましょう。
1.頭を切り落とす
2.尾を左側に置き、中骨に包丁を添わせ、頭から尾へ切る
3.内臓を取り出し、中を水洗いする
4.キッチンペーパーや布巾で水気を取り、綺麗にする
5.背中から包丁を入れ、身を肋骨部分から切り離す
6.残った身を裏返し、同様に肋骨部分と身を切り離す
三枚おろしにした後は、身に小さな骨が残っていないかチェックしましょう。小骨も骨抜きで取り切れば、ベラの下準備は完了です。なお、料理によってはさばかずに調理できるものもあるので、料理の種類に合わせたさばき方をしてください。
ベラを使った料理レシピのおすすめ
ベラの食べ方・調理法を活用したレシピをいくつか紹介します。さばかずそのまま調理するレシピもあるので、是非参考にしてみてください。
①ベラの煮付け
甘辛いベラの煮付けです。このまま食べても美味しいですが、煮込んだ後にあみ焼きにすると、前述した広島の郷土料理のぶて焼きとして楽しむことができます。
②ベラの塩焼き
魚の定番料理でもある塩焼きは、さっぱりとした味わいで、ベラの美味しさをそのまま楽しみたい人におすすめです。ご飯のおかずはもちろんのこと、お酒のつまみにも合う一品です。
③ベラの唐揚げ
淡白なベラの身は、タラやキスのように天ぷらにしても大変美味です。塩や醤油をかけてシンプルに食べるのもよいですが、蒲焼きなどに使われている醤油の甘だれをかけ、丼にアレンジするのもおすすめです。
④ベラのなめろう
ナメロウといえばアジですが、ベラで作るナメロウもご飯によく合います。ミョウガ・ネギ・生姜などたっぷりと薬味を使うため、健康志向の人にもおすすめの一品です。