ベラ(キュウセン)の美味しい食べ方は?刺身が一番?捌き方や調理法のおすすめも紹介!
ベラ(キュウセン)の食べ方について知っていますか?刺身が一番なのでしょうか?一般的にあまり知られていないベラですが、実はとても美味しい魚です。今回はその旬の時期や味に加えて、家庭での食べ方や調理法を紹介します。ベラのさばき方や、活用レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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ベラ(キュウセン)とは?どんな魚?
ベラは東日本ではあまり見かけることがありませんが、西日本では一般的に知られている魚です。また、ひと口にベラと言ってもその種類は様々あり、見た目や大きさも異なります。ここからは、ベラの主な生態や旬の時期について見てみましょう。
ベラの種類・生態
ベラ類は色鮮やかな容姿と様々な大きさのものがいること、そしてそのいずれもが雑食で生命力が高いのが特徴です。ベラ類の主な魚を以下に列挙します。
・キュウセン
・ニシキベラ
・ホンベラ
・オハグロベラ
・ササノハベラ
・カンムリベラ
・イラ
ベラは別名キュウセンとも呼ばれ、これはメスの胴に9本の線が入っていることに由来しています。その生態の大きな特徴として雌性先熟があり、全ての個体はメスとして産まれ、一部のベラが成長に伴って性転換を起こしてオスに変わります。
ベラは日本全土に生息しているものの、市場に出回るベラは主に瀬戸内海で漁獲されたものです。そのため東日本での流通が乏しく、知名度も低くなっているのが現状です。海外では台湾・朝鮮半島で食されています。
ベラの旬の時期
ベラは初夏から初秋にかけてが旬と言われていますが、これはベラが水温が下がる時期になると冬眠をするためです。一番旬である夏になると西日本の市場では高値で取引されますが、東日本では前述した通りほとんど出回ることがありません。
美味しく新鮮なベラの特徴は、表面の模様が色鮮やかで鮮明であることと、触った際に身が硬く引き締まっていることです。また、目に濁りがないこともポイントなので、購入する際や釣り上げた後の参考にしてみましょう。
ベラは食べることができる?味は?
実はベラは釣り人の間では下魚と呼ばれています。理由は見た目が食用にするには鮮やかすぎることや、ぬめりが強く悪印象が強いことにあります。ここではベラは食べることはできるのか、また実際はどのような味がするのかを紹介しましょう。
ベラは白身魚で美味しく食べれる
ベラの身は白身で、生で食べるとこりこりと弾力のある食感を楽しむことができます。ベラは雑食でなんでも食べるため、他の魚を狙っている釣り人からすると厄介者とされています。そのため下魚と呼ばれることもありますが、見た目に反してその身は大変美味です。西日本では高級魚として流通するくらいなので、釣れたときには是非さばいて食べてみましょう。
まこ (@mako_1260)
ツイッターの口コミ
めんどくさいから洗ってそのまま塩焼き
ベラ‥はじめて食べたけどビックリするくらい美味しかった‥
バカにしてた、ごめんなさい
次は私も釣りに参戦します🐙
ベラの美味しい食べ方・調理法は?刺身が一番?
白身魚であるベラは扱いやすく、様々な食べ方があります。郷土料理を含めた食べ方を4つ紹介するので、ベラが手に入ったときの参考にしてください。
①刺身で食べる
ベラは臭みがないため生でも美味しく食べることができます。刺身にしたベラは歯応えがあり、すっきりとした白身ならではの味わいが特徴です。炙ってポン酢や紅葉おろしでアクセントをつけるとまた別の味わいが楽しめます。
②揚げて食べる
ベラの白身を生かし、天ぷら・唐揚げにして食べるのもおすすめです。天ぷらにする場合、味が淡白なので甘だれをかけても美味しいです。唐揚げにする場合はよりさっぱりと食べるために、レモン汁をかけるとよいでしょう。