干し肉の作り方・食べ方は?食中毒を防ぐには?保存期間や腐敗の見分け方まで紹介!
干し肉とは何かを知っていますか?なぜ生でも食中毒にならず安全なのでしょうか?今回は、干し肉の作り方・自作レシピを〈天日干し・燻製機・オーブン〉で方法別に、作るのに最適な季節・肉の種類と合わせて紹介します。干し肉の保存方法・賞味期限や腐るとどうなるのかも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 干し肉とは?食べ方は生でもいいの?
- 干し肉の歴史
- 干し肉の日本での名産地
- 干し肉が生で食べても食中毒にならない理由
- 干し肉の作り方・自作レシピ!食中毒を防ぐには?
- 干し肉作りに向いている肉・調味料や季節
- ①干し肉の天日干しでの作り方
- ②干し肉の燻製機での作り方
- ③干し肉のオーブンでの作り方
- 干し肉の保存方法・賞味期限は?
- 干し肉は冷凍保存が一番日持ちする
- 干し肉の保存期間・賞味期限の目安
- 干し肉が腐るとどうなる?
- 腐った干し肉の特徴
- 腐った干し肉を食べると食中毒になる危険性があるので要注意
- 干し肉の市販商品のおすすめ
- ①燻煙LABO ビーフスモークジャーキー(1,593円)
- ②日向豚乾燥肉(831円)
- ③日本橋菓房 鶏むねジャーキー(1,620円)
- 干し肉を作ってみよう
③干し肉のオーブンでの作り方
オーブンを使って干し肉を自作すると、短時間で作ることができます。その方法は下記の通りです。
1.肉を薄くスライスしてから塩や醤油などの調味液に7時間ほど漬ける
2.風通しのいい場所に設置した干し場に1日中肉を干し乾燥させる
3.オーブンを100度に予熱する
4.干し肉の両面を15分ずつ焼けば出来上がり
調味液に漬けすぎると辛くなるので、漬け込み時間は7時間以内にしましょう。オーブンは機種によって火力が違うので、肉を焦がさず、焼き過ぎて固くならないように様子を見てください。
干し肉の保存方法・賞味期限は?
自作の干し肉は市販のもののように保存料などは入っていませんが、どのぐらい日持ちするのでしょうか。ここからは、自作の干し肉の正しい保存方法や賞味期限について説明します。
干し肉は冷凍保存が一番日持ちする
干し肉を長期保存するなら、冷凍保存が一番賞味期限を長くすることができます。その方法は下記の通りです。
1.干し肉を密封できる容器か袋に入れる
2.中の空気をなるべく抜いてから冷凍保存する
空気に触れると干し肉が劣化し、冷凍焼けなどが起こり賞味期限が短くなるので気をつけましょう。また、冷凍した干し肉は解凍してから食べますが、再冷凍は品質が悪くなるので避けてください。一度に食べきれるよう、冷凍する際は1食分に小分けにすると良いでしょう。
干し肉の保存期間・賞味期限の目安
干し肉を保存するには、冷凍保存以外にも冷蔵や常温でも保存できます。常温保存での賞味期限は約1ヶ月ですが、干し肉の乾燥が十分でなかった場合、1週間ほどでカビが発生することもあるので注意が必要です。冷蔵保存の場合は約6ヶ月、冷凍保存では約1年の賞味期限となります。
ただし、肉の脂身が多いとしっかり乾燥させるのが難しく、冷蔵保存で1ヶ月しか日持ちしません。保存食の干し肉は賞味期限が長めですが、温度や湿度、使用した肉の部位によっては目安の賞味期限よりも短くなるので、早めに食べきるようにしましょう。
干し肉が腐るとどうなる?
どのような食べ物でも長期保存させる場合は、傷んでいないかどうか自分で見極める必要性があります。ここからは、干し肉が腐った場合の特徴について解説します。
腐った干し肉の特徴
干し肉が腐った時の特徴は下記の通りです。
・異臭がする
・カビが生える
・糸を引いている
・味がおかしい
干し肉の賞味期限がきれた時に見られる、外見、臭い、味の変化は上記の通りです。カビは有毒なものと無毒なものがありますが、素人には判断が難しいので、カビが生えたら食べないようにしましょう。異変に気づいたら、その干し肉は必ず処分してください。
腐った干し肉を食べると食中毒になる危険性があるので要注意
自作の干し肉は、天日干ししていても完全に乾燥できていない可能性もあり、保存料が使用されている市販のものに比べ賞味期限は短くなりがちです。特に、腐った干し肉を生で食べてしまった場合、食中毒になる可能性も高くなります。長く日持ちする保存食であっても油断せず、早めに食べ切るのが良いでしょう。
干し肉の市販商品のおすすめ
干し肉の自作方法を説明してきましたが、市販品も多く販売されています。ここでは、おすすめの市販商品について紹介するので参考にしてください。