焼き鳥の「かしら」とは?どこの部位?カロリー・栄養素〜味わい・食感まで紹介!
焼き鳥の「かしら」とは何か知っていますか?かしらの名前は何に由来しているのでしょうか。今回は、かしらはどこの部位・種類かや、味・食感に加えて、かしら一本あたりのカロリーも紹介します。かしらの活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
かしらにはどの程度のカロリーがあるのでしょうか。以下の項目では、かしら1本あたりのカロリーと、かしらの栄養素および効能について解説します。
かしら(1本)のカロリー
1本あたり | カロリー | 1日の摂取量に占める割合 |
かしら | 70kcal | 3% |
もも | 90kcal | 4% |
ねぎま | 82kcal | 4% |
砂肝 | 37.5kcal | 2% |
かわ | 151kcal | 7% |
レバー | 33kcal | 7% |
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記の表は、かしらと5種類の鶏肉の焼き鳥のカロリーを比較したものです。なお、上記のカロリーはタレのカロリーは含みません。かしら1本あたりのカロリーは70kcalですが、これはご飯40gのカロリーと同じくらいです。
かしらのカロリーを他の焼き鳥と比較すると、かしらのカロリーはレバーや砂肝よりも高く、ももやかわより低いことが分かります。かしらは脂身が少ない部位であるため焼き鳥のなかでもカロリーが低く、かわと比較すると81kcalもの差があることからも分かる通り、ダイエット中にも食べやすい部位です。
かしらの栄養素・効能
かしらに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
・カルシウム
・コラーゲン
・ビタミンB1
かしらに含まれるカルシウムは丈夫な骨や歯を作る上で役立つだけでなく、血圧の上昇を抑制したり、神経を安定させてイライラを抑えたりする作用があります。また、タンパク質の一種であるコラーゲンは、ハリや弾力のある肌へ導き健やかな肌を保持するほか、骨や血管を強化する働きがあります。
ビタミンB1は脳神経系の健康を保つ効果があるほか、糖質をエネルギーに変える酵素の働きを促進する作用がある、ダイエットにも有効な成分です。
かしらの活用レシピのおすすめ
かしらは串焼きにして塩やタレをつけて食べるのが定番ですが、料理の具材として使っても美味しくいただけます。ここからは、かしらを使ったおすすめのレシピを4つ紹介します。
①かしらの辛味噌炒め
埼玉県の名物料理である「かしらの味噌だれ」をアレンジしたレシピです。かしらとともに野菜を炒めることで、栄養価の高い一品が完成します。夕飯のおかずのほか、お酒のつまみにも最適な一品です。
②かしらのカレー
かしらを具材とともに煮込んで作るカレーのレシピです。硬いかしら肉も時間をかけて煮込むことで柔らかい食感に仕上がり、子どもやお年寄りにも食べやすくなります。完成した後に一晩置くと、より味が馴染みます。
③かしらのハンバーグ
かしらをミンチ状にして成形した後に焼いたハンバーグのレシピです。かしらをフードプロセッサーで撹拌すれば、簡単にミンチ状にすることができます。チーズを乗せて焼くことで、風味にコクが加わります。