エビの漢字「海老」「蝦」の由来は?魚へんと虫へんの違いがある理由も紹介!
エビは漢字でどう書くか知っていますか?今回は、エビの漢字<蝦・鰕・海老>のそれぞれの由来や、虫へんの「蝦」と魚へんの「鰕」の違いも紹介します。「海老」と「蝦」の使い分け方についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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目次
エビの漢字の使い分け方は厳密に決まってはない
上記のように使い分けられていると聞くと、「海老」と「蝦」のどちらを使えば良いか迷ってしまう人も多いことでしょう。現代では歩行型や遊泳型という区別よりもサイズによる区別が一般的であり、伊勢エビのような大きなエビは「海老」、「芝エビ」や「桜エビ」などの小型のエビは「蝦」の漢字を当てはめるのが通例のようです。
しかし、エビの漢字の使い分け方は厳密に決まっているわけではありません。現在の日本では「海老」表記の方が一般的なため、芝エビや桜エビなども「芝海老」や「桜海老」と「海老」で表記されることの方が多いです。
ちなみに英語での使い分け方は…?
ちなみに「エビ」を意味する英単語は「ロブスター」「プローン」「シュリンプ」の3種類があります。これらはエビのサイズによって使い分けられており、「伊勢エビ」などの大型のエビは「ロブスター」、中型の車えびサイズのものが「プローン」、小型のエビは「シュリンプ」と呼ばれています。
ただし、「シュリンプ」は海水のエビで「プローン」は淡水のエビと使い分けている国や地域もあるなど例外も存在しているので、実物を見て判断したほうが良いでしょう。
エビの漢字を覚えよう
エビには「海老」「蝦」「鰕」と複数の漢字があり、それぞれに由来や使い分け方があることがわかりました。今日では「海老」の表記が多くなっていますが、エビの漢字を覚えて「蝦」「鰕」の表記にも注目してみて下さい。