シロサバフグに毒性はない？無免許でも捌ける？有毒フグとの見分け方やレシピのおすすめも紹介！

シロサバフグは毒性がないとは言われているものの、季節や地域によっては肝に毒性を持っている場合もあります。また、前述した通りシロサバフグに似ているクロサバフグは肝に毒性がある場合もあるので、毒性のある個体と間違えた場合のためにも念のため肝臓は食べないようにしましょう。

ここからは、シロサバフグを使ったおすすめのレシピを紹介します。前述した通り捌くためには免許が必要なので、免許を持っている人に捌いてもらったうえで料理に使ってください。

シロサバフグの季節におすすめの出汁の効いた温まる一品です。シロサバフグは小骨が少ないため、汁物に入れても食べやすいのもメリットです。

手軽に作れるムニエルは土佐酢にくぐらせるとあっさりとした味わいになります。ホクホクとして、タラなどの白身魚とは少し違った食感が楽しめます。

塩昆布とシロサバフグの一夜干しを一緒に炊き込むことで、出汁が合わさりよりまろやかな風味になるおすすめのレシピです。仕上げにレモンとオリーブオイルを降りかけるので、洋風の爽やかな風味になります。

シロサバフグは独特の食感で地元ではよく食べられているものの、他の地域ではあまり食べられることがなく、さらに2020年からは免許がないと捌けなくなりました。そのため、これから少しずつ地元の人以外は食べられなくなる可能性があり、貴重なものとなっていく可能性があります。機会があれば専門のお店などでぜひ食べてみてください。