シロサバフグに毒性はない?無免許でも捌ける?有毒フグとの見分け方やレシピのおすすめも紹介!

シロサバフグについて知っていますか?今回は、シロサバフグに毒性がないのかや、<旬・味・食感・見た目>などの特徴に加えて、捌くのに免許がいるのかどうかも紹介します。シロサバフグの美味しい食べ方・レシピの他に、似ている有毒フグとの見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. シロサバフグとは?どんな魚?
  2. シロサバフグ(金ふぐ)には毒性がない
  3. シロサバフグの見た目の特徴
  4. シロサバフグの旬の時期・産地
  5. シロサバフグの味わい・食感
  6. シロサバフグは免許がなくても捌ける?毒なしだからOK?
  7. サバフグを捌くのは2020年6月から免許が必要
  8. シロサバフグの捌き方
  9. シロサバフグの美味しい食べ方は?
  10. ①刺身にして食べる
  11. ②唐揚げにして食べる
  12. ③鍋や汁物に入れて食べる
  13. ④干物にして食べる
  14. シロサバフグを食べる際の注意点は?
  15. ①ドクサバフグと間違えない
  16. ②シロサバフグに似たクロサバフグも毒持ち個体がいるので要注意
  17. ③念の為にシロサバフグの肝臓は食べない
  18. シロサバフグのレシピのおすすめ
  19. ①ちゃんこ鍋風
  20. ②ムニエル
  21. ③炊き込みご飯
  22. シロサバフグを食べてみよう

シロサバフグとは?どんな魚?

出典:https://fishai.jp/602

シロサバフグは、釣りをする人や魚に関わる仕事をしている人でなければあまりその名前を聞くことはないものの、比較的食べられていることが多いようです。ここからは、シロサバフグの基本的な情報を説明します。

シロサバフグ(金ふぐ)には毒性がない

釣りをした時に釣れることがある、クサフグや高級魚で知られるトラフグは肝や筋肉にテトロドトキシンと呼ばれる毒を持っています。このテトロドトキシンは青酸カリの850倍の毒性があるため、食べると死ぬこともあります。そのためお店で出すにはフグ調理師免許が必要で、免許がないとお客に出せないうえ、肝も厳重に管理して廃棄されるほどです。

しかし、シロサバフグには毒性がなく干物にして加工され楽しまれることもあるほどで、昔からシロサバフグがよく釣れる地域では地域の人たちが捌いて食べていました。

シロサバフグの見た目の特徴

シロサバフグの見た目の主な特徴は以下のようになります。

・大きさ:30センチ前後
・体型:細長い紡錘形
・色:白っぽいか、金色
・背中に小さなトゲがある


シロサバフグは金色の線が特徴であることから別名金フグとも呼ばれ、見た目がサバのような色合いをしているため名前に「サバ」が付いています。体高はそれほど高くなりませんが、個体差があるため漁業者でもよく似たドクサバフグや全体的に黒っぽいクロサバフグと間違えることがあり、注意が必要です。後述でそれぞれの違いを紹介するので、参考にしてください。

シロサバフグの旬の時期・産地

シロサバフグは日本中の沿岸で通年を通して獲れ、趣味で釣りをする場合でも時々釣れることがあるようです。産地としては福岡県や長崎県が知られ、旬の秋から春先にかけては美味しいシロサバフグの料理が楽しめます。ただし、釣りの場合は擬似餌でも釣れるものの、糸を噛み切ることがあるので注意しましょう。

シロサバフグの味わい・食感

シロサバフグは関東で鮮魚として流通することは非常にまれのようです。鮮魚での食感は熱を通しても硬くなりすぎず柔らかく、真鯛よりも美味しいという人もいます。しかし、水気の多い魚なので食べるまでに一晩置いたりと多少手間がかかります。缶詰も販売されているので、産地に行けない場合や旬から外れた場合はこちらを購入するのも良いでしょう。

Twitterの口コミ

今宵は缶詰を。

「ふくの缶太郎」
シロサバフグの油漬け。
あの独特の食感が・・・良き!

「太冠」と一緒に。

まったりして早めに寝よう・・・。😊

Twitterの口コミ

庶民の河豚と言われる白鯖河豚(シロサバフグ)を肴に一杯☆カラッと揚げて旨味がホクホク♪あらぁ〜…むっちゃ美味♡

(´-`).。oO(謎認知プレミアムフライデー。

シロサバフグは免許がなくても捌ける?毒なしだからOK?

出典:https://fishai.jp/602

フグの肝や筋肉には毒があるため、捌くのには免許が必要となりますが、シロサバフグはどうでしょうか。無毒とは言われており、釣りをすると釣れることもあるので自分で捌く人もいるようです。実際にはシロサバフグを捌くのに免許がいるかどうかを解説します。

サバフグを捌くのは2020年6月から免許が必要

シロサバフグを含むサバフグ属の多くは無毒のため、かつてはクサフグやトラフグを捌くために必要な免許がなくても捌いて良いとされていました。そのため、サバフグのよく獲れる地域では無免許でも販売や料理の提供がされていました。しかし、2020年の6月からはサバフグでも免許が必要になっており、お店での提供は販売も無免許ではできなくなっています。

シロサバフグの捌き方

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