魚の消費期限切れは何日まで食べれる?1日後でも危険?腐敗の見分け方や保存方法を紹介!
魚の消費期限の目安を知っていますか?今回は、魚の消費期限を〈丸ごと・切り身〉別に比較して、期限切れでもいつまで食べられるのかなど紹介します。魚の日持ちする保存方法や、消費期限切れ・腐った場合の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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魚の消費期限は?丸ごとか切り身で違う?
生ものである魚の消費期限は短いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、丸ごとと切り身とでは日持ちする期間は異なるのでしょうか。ここでは、魚の消費期限はどの程度なのか、丸ごとと切り身での違いも併せて説明します。
①丸ごとの場合の消費期限
魚丸ごとの場合の消費期限は内臓が付いているか否かで異なり、以下のようになります。
・内臓付きの場合:基本は当日中、長くても翌日
・内臓なしの場合:2~4日
内臓は腐りやすい性質を持つため、内臓を抜いているかどうかで消費期限は大きく変わってきます。すぐに食べない場合は内臓を抜いてた状態で保存したほうが良いでしょう。なお、丸ごとの魚はチルド室で冷蔵保存しすると、日持ちする期間が若干延びることもあるようです。
②切り身の場合の消費期限
スーパーなどで販売されている魚の切り身の消費期限は、冷蔵保存で3~4日となっています。魚は丸ごと冷蔵保存するより切り身にしておく方が日持ちする期間が延び、この場合も冷蔵庫内よりチルド室で保存する方が日持ちする期間が長くなる可能性が高いとされています。
魚の消費期限切れは何日後まで食べられる?1日後はNG?
魚は消費期限内に食べきるのが理想ですが、誤って期日を過ぎてしまうこともあり、食べてよいかを悩む場合もあるでしょう。ここでは、魚の消費期限切れは何日後まで食べられるのか、1日後でもNGなのかについて説明します。
消費期限の定義
消費期限は「袋や容器が未開封の状態で注意がき通りに保存した場合に、記載されている年月日まで安全に食べることができる期間」として農林水産省によって定義されています。この消費期限は微生物検査などの様々な検査によって算出されますが、日本では実際の消費期限に対して1未満の安全係数をかけた短めの期間を表示するのが通常です。(※1)
消費期限切れでも魚が腐っていなければ食べられる
前述した通り、表示されている消費期限は実際よりも短めの期限が表示されているため、未開封の魚の場合は消費期限が切れていても腐っていなければ食べることができます。しかし、刺身用にカットされた魚などの場合は生食せずに、加熱して食べる方が安全です。(※2、3)
消費期限切れ3日〜5日後に生で食べるのは危険
魚は生ものであり種類も様々なので、消費期限切れから何日以内なら食べられるなどの明確な基準を設けることはできません。しかし、魚は元々の消費期限が短い食材なので、実際より短めの消費期限が表示されているとはいえ期限を3~5日以上過ぎている魚を生で食べるのは危険です。
魚の消費期限が切れて腐るとどうなる?
前述した通り消費期限が切れた魚は腐っていなければ食べられますが、食べられるかどうか見極めるうえで腐るとどうなるのかを知っておくのは大事です。ここでは、魚の消費期限が切れて腐るとどうなるのかについて詳述します。