メルルーサとはどんな魚?旬の時期や値段は?味わいや料理レシピのおすすめなども紹介!
メルルーサとはどんな魚か知っていますか?今回は、メルルーサの旬の時期・産地や、味わい・食感に加えて、値段やアレルギーの心配についても紹介します。メルルーサはどこで使われているのかや、活用料理レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
メルルーサとはどんな魚?
メルルーサと呼ばれる魚の名前を、はじめて耳にする人もいるかもしれませんが、メルルーサとはどのような魚なのでしょうか。メルルーサの持つ特徴を、詳しく解説します。
メルルーサとは深海に生息する白身魚
メルルーサとは、タラ目メルルーサ科の深海に生息する、体長は1~2mと大型の白身魚です。表皮は灰色で茶色の斑点があり、スズキのような見た目をしていますが、口がとがっていて深海魚特有の鋭い歯を持つことが特徴です。
ニュージーランドやチリ、アフリカの沿岸部が主な産地で、7月から12月に旬を迎えます。産地近辺の地域やヨーロッパ諸国ではよく食べられている魚ですが、日本ではメルルーサの水揚げがなく、輸入に頼っていることからあまり馴染みのない魚とも言えるでしょう。
(*白身魚と赤身魚の違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
メルルーサの味わい・食感
メルルーサは、白身魚特有のクセのない淡泊な身を持ち、その味わいはタラのようだと例えられます。食感は柔らかくほどけるような口どけで、身に骨が少ないので食べやすい魚だと言えるでしょう。
このことからムニエルやフライなどの揚げ物に向くとされ、イギリスの代表的な料理である、フィッシュアンドチップスに使われることも多いようです。新鮮なメルルーサは身に弾力や透明感があり、古くなったものはアンモニア臭が出ることがあるので注意しましょう。
Twitterの口コミ
入院23日目夕食
米170g カリフラワーサラダ
煮物 蒸し魚(メルルーサ)
果物(スイカ)
初めてメルルーサって魚食べた笑
味はタラみたいな感じ
脂はあんまなかったなー
#摂食障害
#摂食障害克服
#摂食障害克服中
メルルーサはアレルギーの心配がなく値段も安い
メルルーサはヒスタミンと呼ばれる食物アレルギーの原因物質が含まれていないので、食べてもアレルギーの心配はないと言われています。このことから離乳食や市販のベビーフードの材料として使われることもあるようです。
メルルーサを獲るときには底引き網を使い、一度の漁獲量が多いことから、白身魚の中でも比較的安価で取引されています。日本で輸入されるメルルーサはほぼ冷凍品のため、季節を問わず安定した価格で手に入ると言えるでしょう。大量に仕入れることでさらに価格が安くなることから、学校給食や弁当の食材としても使われることがあります。
メルルーサはどこで使われている?
メルルーサを食べたことがないと思っていても、知らないうちに口にしたことがあるかもしれません。メルルーサが使われることのある、料理や食材を紹介します。
①マクドナルドのフィレオフィッシュ
マクドナルドの人気メニューであるフィレオフィッシュには、かつて、パティにメルルーサが使われていたことがありました。現在は材料がタラに変更されたため、メルルーサを使ったフィレオフィッシュを味わうことはできません。しかし、海外のマクドナルドでは、今でもメルルーサを使ったフィレオフィッシュを販売している店舗もあるようです。
②ちくわ
ちくわは白身魚のすり身に、でんぷんなどを加え粘りを出したものを成型し、その後加熱して作られます。この魚のすり身には、タラなどの他にも、メルルーサが使用されることがあるようです。
メルルーサは安価で手に入るうえ、味にクセがなく、水産加工品の材料としても重宝されています。また、メルルーサの身の白色は他の白身魚に比べても美しく、その身の白さを生かしてかまぼこなどにも使われていることが特徴的です。