ヒレ(フィレ)肉は牛のどこの部位?カロリー・栄養価は?味・食感など特徴も紹介!
ヒレ肉は牛肉のどこの部位か知っていますか?知らずに食べている人もいそうです。今回は、ヒレ肉の部位や味・食感など肉質の特徴にくわえ、栄養価・カロリーも紹介します。ヒレ肉の焼き方のコツや美味しい食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ヒレ肉の栄養価
ヒレ肉には、以下のような栄養価が含まれています。
・たんぱく質
・ビタミンB2
・鉄
・ビタミンB1
・ナイアシン
ヒレ肉は、高たんぱくで低脂肪な部位として知られます。牛肉のたんぱく質にはバランスよく必須アミノ酸が含まれており、植物性たんぱく質より消化吸収も早いです。さらに貧血防止に役立つ鉄分や代謝の促進や美肌に関わるビタミンB群も含まれているので、健康効果や美容効果が高いのも特徴です。
ヒレ肉のカロリーや糖質・脂質
100gあたり | カロリー | 糖質 | 脂質 |
牛ヒレ肉 | 133kcal | 0.3g | 5g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
上記は牛ヒレ肉100gにおけるカロリーと糖質、脂質を表しています。牛の他の部位よりもカロリーも脂質も少ないので、ダイエット中の人でも安心して食べられます。また、肉は基本的に糖質をほとんど含んでいないので、糖質制限にも役立つでしょう。
ヒレ肉の美味しい食べ方・レシピ
ヒレ肉は高級食材なので、その旨味を最大限に引き出す食べ方をするのがおすすめです。ここでは、ヒレ肉を美味しく食べられるメニューを3つ紹介します。
①ヒレステーキ
フライパンを使ってヒレステーキを美味しく焼く方法は、以下の通りです。
1.ヒレ肉を焼く15~30分前に冷蔵庫から出しておく
2.焼く直前にヒレ肉の片面に塩コショウを振る
3.フライパンを強火で熱する
4.牛脂あるいはサラダ油をひく
5.フライパンから少し煙が上がったら、塩コショウした面を下にしてヒレ肉を入れる
6.片面にこんがり色がついたら、ヒレ肉を裏返す
7.好みの焼き加減になったら火を止めて蓋をする
8.そのままの状態で5~10分程度、休ませる
9.盛りつけて出来上がり
ひっくり返したヒレ肉を1分焼くとレアに、1分30秒焼くとミディアムレアに、2分焼くとミディアムに、2分30秒焼くとウェルダンに仕上がります。ヒレ肉を事前に常温に戻しておくことでムラなく焼き上げることができるので、冷蔵庫から出すことを忘れないようにしましょう。
②牛ヒレ肉のローストビーフ
こちらは一風変わった干し牛ヒレ肉のローストビーフのレシピです。牛ヒレ肉に塩コショウとガーリックパウダーをまぶし、2日間ほど干したものをローストビーフにします。干すことで肉が引き締まり、いつもとは違う食感の一品に仕上がります。
③牛ヒレ肉のチャーシュー風
牛ヒレ肉を中華風で食べたい時に、おすすめのメニューです。このレシピでは生姜とにんにく、万能ねぎで臭みを消し、甘めに味付けています。冷蔵庫で2~4日ほど持つので、すぐにヒレ肉を食べられない時に試してみてください。