サルシッチャとは？イタリア語の意味は？作り方・レシピや食べ方のおすすめも紹介！

サルシッチャとはイタリア料理でよく登場するソーセージに似た食材です。しかし、サルシッチャはソーセージとは違うものなのか、わからない人もいることでしょう。ここでは、サルシッチャとは何かについて説明します。

サルシッチャとはイタリア語で「腸詰め」のことで、ギリシャでは古代から食べられている食材です。サルシッチャは豚肉をミンチにしたものにハーブを混ぜて腸に詰めたもので、ソーセージと似ているので、日本ではソーセージと同じと説明する方もいます。しかし、正確には違う食材であり、異なる点については後述します。

サルシッチャはハーブで味が決まりますが、使用するハーブの種類に決まりはなく、各家庭やお店によって味つけが異なります。そのため、大葉などを入れて和風な味わいを楽しむのも良いでしょう。お肉はミンチを使っていることが多いので、ジューシーです。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています（※1）

サルシッチャには、ソーセージとほぼ変わらないカロリーや栄養素が含まれています。糖質は少ないですが、100gあたりの脂質量は22gと多いのでダイエット中には注意が必要な食材です。脂質の過剰摂取を防ぐためにもソースやスープなどに使うときは、一緒に使う食材を脂質の低いものにするなど注意しましょう。

サルシッチャとはミンチされた肉が腸詰めされた食材だということは分かりましたが、形はソーセージやウインナーと全く同じで区別がつきません。サルシッチャとソーセージ・ウインナーは、どのようなところに違いがあるのでしょうか。

ソーセージはサルシッチャ同様に腸詰めした食材ですが、腸詰め後に加熱や燻製など加工を施しているものを指します。サルシッチャは、腸詰め直後の状態を指し、加熱して食べることもありますが生で食べることもある食材です。

ウインナーはソーセージの種類をさらに細かく分類したもので、正確にはウインナーソーセージという名称です。ウインナーは羊の腸を使用し、太さが20mm未満のものと規格で決められています。つまり腸詰め直後の状態のものをサルシッチャと呼ぶのに対し、ウインナーはソーセージと同じく加熱や燻製した食材ということになります。

（※ウインナーとソーセージの違いについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。）