セレベスとは?里芋と違いは?収穫時期・栄養価〜食べ方・レシピのおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】セレベスとはどんな野菜か知っていますか?今回は、セレベスの〈収穫時期・味わい・栄養価〉など特徴や、下処理・保存方法まで紹介します。〈煮物・コロッケ〉など、セレベスの美味しい食べ方・レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
セレベスには貧血予防に効果が期待できるモリブデンという栄養素も含まれています。モリブデンは鉄の働きを促す酵素の主要成分で、不足すると頻脈・頻呼吸・貧血・頭痛・疲れやすいなどの症状が出ることで知られています。
モリブデンが不足すると痛風にもかかりやすくなってしまうので、尿酸値が高い人はセレベスなどを取り入れてモリブデンを適宜補給しましょう。
セレベスの下処理・保存方法
セレベスはアクが強いため、下処理をしっかりしたほうが良いと言われています。ここでは、下処理の仕方やアク抜きの方法などを紹介します。また、保存方法や保存期間についても解説するので参考にしてください。
セレベスの下処理の仕方
セレベスの下処理は以下の手順で行います。
1.皮を剥く前に水で洗ってよく乾かす
2.乾かしたセレベスの皮を剥く
3.皮を向いたセレベスに塩をまぶしてこする
4.米の研ぎ汁に酢を入れたものでサッと茹でる
まず皮を剥く前に水で洗って乾かすことで、ぬめりが抑えられ皮が剥きやすくなります。皮を向いたセレベスに塩をまぶしてこするとさらにぬめりが取れるので試してみてください。米の研ぎ汁に酢を入れたもので茹でることでアク抜きができるので、上記の工程をしっかり踏んでから調理することをおすすめします。
セレベスの日持ちする保存方法・期間
セレベスは以下のポイントを守って保存しましょう。
・下処理していないセレベスは直射日光の当たらないところで保存する
・下処理済みのセレベスは小分けにして冷凍庫で保存する
下処理していないセレベスは、冷蔵庫に入れて保存すると冷蔵焼けして味や食感が落ちてしまうので冷蔵庫で保存することは避けましょう。また、可能なら土の中で保存しておくのが最もおすすめです。
下処理したセレベスは冷凍保存することで長期間保存することが可能で、小分けにしておくと調理をする際に便利です。保存期間は下処理したセレベスもしていないセレベスも約1ヶ月ほどなので、その間に食べるようにしましょう。
セレベスの食べ方・レシピのおすすめ
セレベスを自宅で美味しく調理して食べられるおすすめのレシピを紹介します。アクの強い植物なので、まずは前述した下処理行ってから調理に取り掛かるようにしましょう。
①セレベスの煮物
セレベスは里芋と同様、煮物にして食べると美味しいです。煮崩れしやすいので煮込んだ後は混ぜ過ぎたり触り過ぎたりしないように気をつけましょう。
②セレベスのコロッケ
柔らかく茹でたセレベスと明太子をビニール袋に入れて混ぜ合わせ、コロッケにした簡単なレシピです。明太子のしょっぱさとセレベスの食感がよく合う、おつまみにもおすすめな一品です。