イスパハンとは？どんなスイーツ？名前の意味・由来やピエールエルメなど有名ブランド店についても紹介！

イスパハンをアレンジしたものの中にはアイスクリームもあります。ピンク色をしたアイスで、バラの香りの漂うもので、フランボワーズやライチなども入っています。カップに入ったアイスクリームで、コンビニなどでも売られている商品もあり、手軽にイスパハンを試したい人にはおすすめです。

また、マカロン生地で、イスパハンのアイスクリームをサンドイッチしたデザートやアイスケーキ状のイスパハンもあります。

イスパハンの風味を楽しめるクロワッサンもあり、特にピエールエルメのものは有名です。ピエールエルメ氏はパティシエですが、クロワッサンでも世界一に輝いた経歴があり、ピエールエルメのクロワッサンは好評です。その中にバラの香りのクリームを挟み、木苺が入ったイスパハンのクロワッサンで、ピンクでかわいらしく一度食べてみたいと思わされます。

サクサクのクロワッサン生地で食べるイスパハンは、他のイスパハンとは違い、新感覚のデザートでおすすめです。

イスパハンはフランス・パリで生まれたので、イスパハンのメニューを持つお店はパリに多いです。その中でもイスパハンのメニューが好評な有名パティスリーやお菓子店を紹介します。

先ほどから何度も登場していますが、イスパハンといって一番最初に名前が挙がる名店は、何と言ってもピエールエルメです。東京にも支店があって、日本には全部で12店舗を展開する人気のパティスリーです。こちらのもっとも人気のメニューのイスパハンは、ピエールエルメ氏の自信作で、多くの顧客がオーダーします。

ローズピンクの大きめのマカロンの中には、バラの香りのクリームとたっぷりの木苺とライチの実が入っており、上には木苺とバラの花びらが1枚乗った洗練されたデザインです。1個972円と高価ですが、一度は食べたい一品です。そのほかにも色とりどりのマカロンやチョコレートなどを贈答品で買い求める人や、併設のカフェでお茶を楽しむこともできます。

ラデュレと言えばマカロンを作り出したパリの老舗パティスリーで、色とりどりの美しく、様々な味の楽しめるマカロンを買い求める客で連日盛況です。パリのシャンゼリゼ通りをはじめ、各所に展開する店舗は内装も素晴らしく、パリのお菓子文化自体を表しているようです。日本への初出店は2008年とまだ歴史は浅いですが、現在は12店舗を展開しています。

ラデュレは日本に出店するまで、パリでしか食べられない憧れのお菓子でした。こちらのイスパハンはローズの香りのマカロン生地にはローズクリームが挟まれ、一口食べるとその香りが口いっぱいに広がり、木苺とライチの酸味が絶妙です。そのほかにもラデュレらしいパステルカラーのケーキが並び、アフタヌーンティーなども併設カフェで楽しめます。

とらやは創業500年を超える和菓子の老舗で、天皇家御用達の銘品を生み出してきました。まさに日本の和菓子の歴史といっても過言ではありません。こちらでは高級羊羹が有名ですが、季節感を表したきれいな和菓子もあり、喫茶室の併設された店舗もあります。海外にも支店があり、40年前にはパリに出店し、地元パリジャンからも人気の店舗です。

こちらのイスパパンはピエールエルメとのコラボ商品で、ローズピンクの求肥の中にバラとライチ風味のあんと木苺のジュレが入っています。和菓子にはない香りと食感が楽しめ、上にはピンクの氷餅がトッピングされ、小さな宝石のような一品です。値段は1つ648円になります。