鶏ハラミはどこの部位?カロリーや栄養価など特徴は?食べ方・レシピのおすすめも紹介!
鶏ハラミはどこの部位か知っていますか?鶏ハラミは、焼き鳥でも人気の希少部位です。今回は、鶏ハラミの部位や味・食感など肉質の特徴にくわえ、栄養価・カロリーも紹介します。鶏ハラミの美味しい食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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鶏ハラミはどこの部位?
スーパーマーケットや精肉店でも、あまり見かけることのない鶏ハラミとは、鶏肉のどこの部位を指すのでしょうか。ここでは鶏ハラミの場所や、名前の由来などを紹介します。
鶏ハラミは腹膜の部位の肉を指す
鶏ハラミは鶏肉の横隔膜に当たる部位とも考えられていますが、厳密には鶏に横隔膜はなく、内臓を包むように守っている腹膜の一部です。農林水産省が定める食鶏取引規格によると、ハラミは鶏肉の腹壁の筋肉で、腹斜筋と腹直筋及び腹横筋を含むと説明されています。
鶏肉の腹膜は内臓を囲む、厚さ5mmほどの筋肉の膜で、鶏一羽から10g程度しか取れないと言われる希少価値の高い部位です。また、鶏ハラミは鶏もも肉やむね肉などの正肉ではなく、レバーやハツ・ホルモンといった内臓と同じ鶏肉の副産物に分類されます。
鶏ハラミの名前の由来
鶏ハラミは、以下のような名前で呼ばれることもあります。
・鶏サガリ
・尻皮
鶏ハラミの名前は腹の肉を意味する腹身に由来し、胸のあたりの軟骨から尻の後部の皮まで下に伸びる形で内臓を覆っているのが特徴です。このことから、鶏ハラミは焼き鳥店などで、鶏サガリと呼ばれることもあるようです。また、鶏肉の尻付近の腹膜は皮と繋がっているため、尻皮の名前でも親しまれています。
鶏ハラミはどんなお肉?特徴は?
鶏肉の希少部位である鶏ハラミは、どんなお肉なのでしょうか。実際に鶏ハラミを食べた感想なども併せて、鶏ハラミの味わいや食感を紹介します。
鶏ハラミの味・食感など特徴は?柔らかい?
鶏ハラミは筋肉で出来た腹膜の部位なので、肉自体の味わいは比較的淡泊で、臭みは少ないと言われています。脂の乗りは尻側の方が強いので、ジューシーな食感や味わいを楽しみたい時は、鶏ハラミの尻側の部位である尻皮を選ぶと良いでしょう。
鶏ハラミはホルモンのような見た目をしていますが、歯切れが良くコリコリとした独特の食感で、ホルモンのように噛み切れないことはありません。噛むほどに強い旨味や適度な脂が口に広がり、他の部位では楽しめない味わいや食感があると言えるでしょう。
Twitterの口コミ
休日の終わりの鶏ハラミ丼と鶏ハラミポン酢。
すぐ火が通るのにホルモン特有なクニサク食感を楽しめる鶏ハラミ。しかも臭みなし。
焼いて良し。
揚げて良し。
#鶏ハラミ
#料理好きと繋がりたい
#でるご飯
Twitterの口コミ
業務スーパー的お店で見つけた鶏ハラミ炭火焼きがめちゃくちゃ美味しかったです。
レンチンしただけでもコリコリした触感と炭火焼きの香りで最高、ラーメンや汁物の具にしても鶏の脂でワンランク上の味になりました。
美味い物沢山食べて、いつまでも元気でいてください。
#雛瀬フォーエバー
鶏ハラミの焼き方や食べ方のおすすめ
鶏ハラミのおすすめの焼き方や、食べ方は以下の通りです。
・焼き鳥
・炒め物
・唐揚げ
・ポン酢和え
鶏ハラミを焼き鳥にして食べるときは、焼き過ぎると固くなるため、表面から脂がにじみ出るタイミングを目安にすると良いでしょう。味付けは塩が一般的ですが、臭みの無いあっさりとした味わいはタレにも良く合います。家庭で焼き鳥を作ることが難しい場合は、フライパンを使った鶏ハラミの塩炒めやキムチ炒めも人気の調理法です。
鶏ハラミを使って唐揚げを作ると、肉と衣の異なる2つの食感が楽しめます。また、鶏ハラミをさっぱりと食べたい時は、鶏皮のようにポン酢で和えるのもおすすめです。
鶏ハラミの栄養価やカロリーは?
鶏ハラミには、どのような栄養が含まれているのでしょうか。ここでは、鶏ハラミの栄養価やカロリーについて解説します。