ブロッコリーの茹で汁は再利用できる!栄養面のメリットや農薬など懸念点を解説!
ブロッコリーの茹で汁は捨てていませんか?再利用できるのです。今回は、ブロッコリーの茹で汁の栄養価や〈味噌汁・離乳食〉などへの活用・再利用の仕方を紹介します。ブロッコリーの茹で汁の農薬や臭い場合についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ブロッコリーの茹で汁を使う際の注意点は?
ブロッコリーの茹で汁を料理に活用する際には、いくつか注意したほうが良いポイントもあります。ここでは注意点を紹介するので、注意点を守ったうえで茹で汁を活用してみて下さい。
①農薬を使用したブロッコリーの茹で汁は捨てる
茹で汁にはブロッコリーを栽培する際に使用した農薬が溶け出すことがあるので、心配な場合は茹で汁は再利用せずに捨てることをおすすめします。ただし、ブロッコリーは花のつぼみの部分を食べる野菜なので、他の野菜に比べると残留農薬の心配は比較的ありません。
しかし、全く使用していないわけではないので、茹で汁を活用する前提なのであれば購入時に無農薬の野菜を選ぶのもおすすめです。
②茹でる前にしっかり洗う
ブロッコリーの茹で汁を活用したいのであれば、ブロッコリーを茹でる前にしっかりと洗っておくことも大切です。ブロッコリーは蕾が集まった形態をしている野菜なので、ゴミやほこり、虫などが内部に入り込んでいるリスクも高めです。
しっかり洗ってから茹でないとこれらが茹で汁に混入することになるので、目で確認しながら洗うようにして下さい。
(*ブロッコリーの洗い方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
ブロッコリーの茹で汁が臭い場合でも大丈夫?危険?
ブロッコリーの茹で汁を活用しようとした際に、臭いと感じることもあります。臭い茹で汁でも、使って良いものなのでしょうか。
ブロッコリーの茹で汁が臭くても腐ってはいないので使ってOK
ブロッコリーの茹で汁が臭い場合、腐ってはいるわけではないので使って構いません。この臭いはブロッコリーに含まれている辛味成分のイソチオシアネートが茹でることで分解され、揮発性物質となることが原因です。
特に茹ですぎるとジメチルサルファイトという揮発成分に分解されて、塩素臭や石油臭ににた臭いを発生してしまいます。臭いが気になるようであれば、茹ですぎないように注意しましょう。
(*ブロッコリーの臭みについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーの茹で汁を活用しよう!
ブロッコリーを茹でた後の茹で汁は、旨味や栄養素を豊富に含んでいることが分かりました。有効活用することで料理の味の向上や健康維持などに役立てることができるので、是非捨てずに活用してみて下さい。