自家製ひき肉の作り方は?フードプロセッサーで簡単?肉の部位・種類の選び方も解説!

【料理ブロガー監修】ひき肉を自家製で手作りする方法を知っていますか?今回は、<フードプロセッサー・包丁>など道具別のひき肉の作り方や<胸肉・鶏もも肉>などひき肉に使う部位・種類のおすすめを紹介します。ハンバーグなど自家製ひき肉を使うレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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専門家監修 |料理専門家・料理ブロガー Runa
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製菓衛生師・カラーコーディネーター・食生活アドバイザー・フードコーディネーター 製菓の専門学校卒業後パティシエとして勤務経験あり 現在は2児の母 離乳食、幼児食など...
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製菓衛生師・カラーコーディネーター・食生活アドバイザー・フードコーディネーター 製菓の専門学校卒業後パティシエとして勤務経験あり 現在は2児の母 離乳食、幼児食など、子育てする中で 食の大切さを実感 食を通して皆さんの体も心も健康になりますように. ブログでは離乳食、幼児食、おうちごはん献立、おうちで楽しむカフェの様子など 日々の食事を更新中〜

目次

  1. ひき肉は家で作れる?
  2. ひき肉を自家製するメリット
  3. ひき肉を家で作るなら部位はどこを選べば良い?
  4. ①牛肉の場合
  5. ②豚肉の場合
  6. ③鶏肉の場合
  7. ひき肉を合い挽きで作る場合の肉の割合は?
  8. 「牛:豚=7:3」がメジャー
  9. 「牛:豚=6:4」だと柔らかめに仕上がる
  10. 自家製ひき肉の作り方とコツは?
  11. ①包丁でひき肉を作る方法
  12. ②フードプロセッサーでひき肉を作る方法
  13. 自家製ひき肉を作る際の注意点
  14. 自家製ひき肉は日持ちしないので当日中に使い切るのがベスト
  15. 自家製ひき肉を保存する場合は冷凍する
  16. 自家製ひき肉を使うレシピを紹介!
  17. ①自家製合い挽き肉のピーマンの肉詰め
  18. ②自家製鶏ひき肉のシュウマイ
  19. ③自家製豚ひき肉のソーセージ
  20. ひき肉の作り方をマスターしよう!

ひき肉は家で作れる?

ひき肉はハンバーグや肉団子、餃子など様々な料理に活用できる使い勝手の良い加工肉です。スーパーには豚や牛、鶏などのひき肉が販売されていますが、家庭でもひき肉を作ることはできるのでしょうか。

ひき肉を自家製するメリット

ひき肉は家庭で作ることができ、ひき肉を自作するメリットは以下の通りです。

・作る量や挽き具合を調節できる
・好みの配合のひき肉が作れる
・ジューシーで美味しい
・ひき肉を買うよりコストがかからない


スーパーのひき肉は細かく挽かれたものが一定の量でパック詰めされていますが、家庭によっては多すぎたり足りなかったりすることがあります。家庭でひき肉を自作すると、粗挽きなど好みの挽き具合に調節できるうえに必要な分だけひき肉を作ることができます。また、豚肉や牛肉などの肉の配合を自由に変えられる点もメリットのひとつです。

さらにスーパーで売られているひき肉は、挽いた後の肉の表面が空気に触れて鮮度が落ちやすくなっています。これに対して自家製ひき肉は調理する直前に作るため鮮度が良く、歯ごたえがありジューシーな味わいの料理を作ることが可能です。ほか、安売りの肉を使ってひき肉を作れば、市販のひき肉を買うよりもコストが抑えられる場合もあります。

Runa

料理ブロガー

値引きされていたり、特売のお肉で挽肉を作れば節約にもつながります。 スーパーで売られている挽肉は日によって脂身や赤身の割合が違うので、自家製だと自分の好みの割合で作れるのも魅力的です!

ひき肉を家で作るなら部位はどこを選べば良い?

家庭でひき肉を作る場合は、どの部位を使えばよいのでしょうか。自家製ひき肉を作る際におすすめの部位について、牛肉・豚肉・鶏肉別に紹介します。

①牛肉の場合

牛肉でひき肉を作る場合は、以下のような部位の肉を使うのがおすすめです。

・モモ肉のカメノコウ
・モモ肉のハバキ


ひき肉を作る場合は、いずれの畜種の肉でも脂身が少なく赤身が多い硬めの部位を選びましょう。脂肪分が多く柔らかい部位の肉をひき肉に使うと、食感が悪くなります。

ひき肉に向いている牛肉の部位は赤身が多く脂肪分が少ないモモ肉で、そのなかでも特にカメノコウやハバキと呼ばれる部位がおすすめです。牛ヒレ肉は脂身の少ない赤身肉ですが、肉質が柔らかいためひき肉の材料にするのは避けたほうが良いでしょう。

②豚肉の場合

ひき肉に向いた豚肉の部位は、以下の通りです。

・シンタマ
・モモ肉


豚肉でひき肉を作る場合に最も適した部位は、内ももの部分にあるシンタマです。シンタマは一頭あたりの採取できる量が少ないため、モモ肉として売られていることもあります。シンタマが手に入らない場合は、豚モモ肉を選ぶとよいでしょう。

③鶏肉の場合

鶏肉をひき肉にする場合は、以下のような部位を選んでください。

・胸肉
・ささみ


鶏肉でひき肉を作る場合は、脂肪分が多いもも肉は避けて脂質の少ない胸肉やささみを使いましょう。鶏胸肉よりも脂質が低いささみを使うと、よりヘルシーなひき肉が作れます。鶏胸肉を使ってひき肉を作る際には、あらかじめ皮を取り除いておいてください。

ひき肉を合い挽きで作る場合の肉の割合は?

牛肉と豚肉を混ぜて合い挽き肉を作る場合は、それぞれの肉はどのような割合で使うと良いのでしょうか。合い挽き肉を作る際の肉の割合について解説します。

「牛:豚=7:3」がメジャー

合い挽き肉は牛肉と豚肉を7:3の割合で配合するのが主流で、これはハンバーグが最も美味しく作れる比率です。牛肉には旨みがある一方で硬くなりやすい性質があるため、3割程度の豚肉を加えることで肉の甘みや柔らかさが加わります。この配合のミンチでハンバーグを作ると、牛肉の旨みがより感じられるうえに食感も良いハンバーグに仕上がります。

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